出版社内容情報
ヴィクトリア時代のロンドンを舞台に、人気作家とパートナー紹介所の女性が家庭教師連続殺人の犯人を追う──
内容説明
ヴィクトリア朝時代。男女の出会いを提供するサロンを経営するカリスタになぜか不吉なプレゼントが続く。サロン会員の妹が心配でサロンのことを訊きにきていた人気ミステリー作家トレントがそれを知り、タッグを組んで調査に乗り出すことに。ところが、調べていくうちに殺人事件に遭遇、事件はさらに予想外の展開を見せ、その闇が深いことが判明する。カリスタがかつて付き合っていたネスターが絡んでいるところまではわかったのだが、実は犯人は意外な人物で、彼女に危機が迫る―。
著者等紹介
クイック,アマンダ[クイック,アマンダ] [Quick,Amanda]
いくつかのペンネームを使い分けつつ、そのどれもがベストセラーとなる超人気作家、ジェイン・アン・クレンツ。カリフォルニア大学で図書館学の修士号を取得、司書を勤めた後、作家に転身。さまざまなペンネームで、数多くのヒット作を生み、不動の地位を築いている。ヒストリカル・ロマンスを執筆する際に使用する名義が、この「アマンダ・クイック」。日本でも数多く翻訳され、多大な人気を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
20
相続した館で極秘のサロンを開いている美女と、妹を心配して押しかけてきたものの彼女にころりと一目ぼれする傷アリ作家男子のロマンスです。ゴシックホラーな雰囲気が全体にあって、そこがいいかんじ。細かな小道具が雰囲気を際立たせます。最後の犯人判明後の独白はちょっと「ん?」というところもあるんだけど、狂気と勢いで押し切られてしまったかな。2017/12/28
うにすけ
10
図書館本。私好みのお話ひさびさ~!!とるんるんして読み進めました。会話ややり取りが楽しいなぁ~。犯人はそうくるのか…感はあるので、予想とかしない方が楽しめるかも。2017/03/08
はっつん
3
同じアマンダクイックの「真夜中まで待って」はヒロインが作家だったが、今回はヒーローが、作家。どちらも面白い。ヒーローの過去も、起こる事件も結構酷いけど、アマンダクイックは暗くなりすぎず、ユーモアもあって、なによりしっかりしたヒロインが魅力的。ヒーローが、ヒロインを唯一無二のパートナーと自覚し、メロメロになるのが大好き!独特のアマンダ節です。2016/12/04
みるて
1
図書館の本 読了2018/07/12
みみ45
0
紹介業を営むカリスタとミステリー作家のトレントの話。 いつもとあまり変わり映えしないあらすじなんだけど、読んでしまう。 安心して読める。2017/01/15