出版社内容情報
小国の皇太子グレイドンはいとこの結婚式で出会ったトビーに惹かれるが、自分の身分を明かせず・・・〈ナンタケットの花嫁〉第2弾!
内容説明
トビーは友人の結婚式でグレイドンという男性に出会った。身なりも振る舞いも気品にあふれる彼に興味を覚えるが、なんと彼はヨーロッパの小国ランコニアの皇太子だった。故国に戻れば親の決めた相手との婚約発表が待っているから、その前に普通の男性の暮らしを楽しんでみたいと言われ、一週間だけ、トビーは自分のアパートメントで彼と同居することになる。どんどん惹かれ合い、せめてベッドをともにしたいと願いながらもあと一歩を踏み出せないふたり。だがある夜…
著者等紹介
デヴロー,ジュード[デヴロー,ジュード] [Deveraux,Jude]
アメリカ・ケンタッキー州生まれ。大学卒業後に小学校教師となったが、いまは小説の執筆に専念している。1989年に書いた『時のかなたの恋人』(新潮文庫)が大ベストセラーとなり、その後も出版する作品は常にベストセラー。これまでに、計43作品が“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリスト入りを果たした。独立心旺盛ながら繊細なヒロインと、綿密なリサーチに裏付けられた起伏に富むストーリー、知的でユニークな語り口で知られるアメリカを代表するロマンス小説作家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベルるるる
17
「ナンタケットの花嫁」シリーズの2作目。1作目同様、過去に生きる人の魂は、現在に生きる人の魂と同じ。だから同じ魂の人と恋に落ちる。 1作目は楽しく読了。今回は、ハッピーエンドに持っていくために、いろいろな場面がバタバタとしてる感じがしたな~。一気読みとはいかず、読むのに、すごく時間がかかった・・・・。2016/10/18
すもも
12
★★☆☆☆ For All Time 2014年作品 途中までは楽しかったのに、過去の人々の話が絡んできたあたりから読むテンションが下がってしまった。ジュード・デヴロー大好きなんだけど、最後は流し読みでした。残念。2017/04/29
ピピピ☆
6
★★★★☆4.52016/08/21
romance_holic
3
ヒーローは双子の王子の片割れで皇太子。双子でも真面目なほうで、自分の責任を重く考え、国のための政略結婚を控えています。ところが「双子を見分けることができる人がいたら、その人は運命の相手」というモンゴメリー家の言い伝えの通り自分たちを見分けられる女性と出会ってしまい… ちなみにヒロインも誘惑されたり、誘惑したり忙しいですが、思い通りの行動を引き出せずに未熟な作戦をたくさん立ててます! それがほんと傑作で。ひとつはヨガポーズでしたねぇ。今回は身分について、ごくごくやんわりと作者の問題意識と主張を感じました~。2016/08/04
あちみ
2
前作から、次はまだかと待ちに待ってました。読み終わってしまうのがもったいない。きっと次も出るのが遅いんだろうなぁ。2016/08/06