出版社内容情報
就寝中に殺し屋メイソンに襲われたサブリナは、ひと目で彼に惹かれた。二人はサブリナ殺害命令の真相を探り始めるが……
内容説明
サブリナはこの半年、不幸続きだった。両親と兄が相次いで亡くなり、祖父は行方不明のまま。そんな折、自宅が見知らぬ男に侵入される。サブリナは精悍な姿の男に惹かれるが、彼の名はメイソン―凶悪犯を抹殺する秘密組織“イグジット”に属する殺し屋だった。次の標的だと告げられ、無実を主張するサブリナ。一方メイソンも彼女の様子を見て指令に疑念を抱き、組織の内情を探ることに。共に行動するうちふたりの距離は急速に縮まり、メイソンは組織に背いてサブリナを守ろうと決意するが、不吉な影が迫っていて…
著者等紹介
ディアス,リナ[ディアス,リナ] [Diaz,Lena]
ケンタッキー州出身。2011年にデビュー作の“He Kills Me,He Kills Me Not”が米国ロマンス作家協会(RWA)のゴールデン・ハート賞ファイナリストに選出されたのを皮切りに、作品を次々に発表。ダフネ・デュ・モーリア賞“サスペンス部門”の大賞を2010年と2015年の2度受賞しているほか、2015年にRWAのブックセラーズ・ベスト賞ファイナリストにも選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふじこ
2
なんだか不完全燃焼だなぁと思っていたら、シリーズの一作目だったのね。これは続きが気になる。ヒロインが敵に対して勇敢に立ち向かおうとしている姿がカッコよかった。ヒーローのなんとしてもヒロインを守るという強い意志に胸キュン。ヒーローの家での2人のやりとりがお気に入り。★★★★☆2018/03/27
kokorika
1
5日間の出来事を描いているが、本当に怒涛の展開で面白く一気に読了。シリーズ一作目ということで、シプリアンの処遇など納得いかない部分もあるが次回に期待できる。メイソンが命を懸けてサブリナを守ろうとするところや、かなりひどい目に合いながらも、弱音はかずに立ち向かうサブリナの姿がよかった。 2018/08/20