Ｈｏｎｅｙ Ｎｏｖｅｌ ミュリエルの旦那様

早瀬 亮【著】

二見書房（2016/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 300p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576160603
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

幼馴染のクライブと結婚することになった伯爵令嬢のミュリエル。任務で不在がちな婚約者の本心がわからず不安になるも意外な真実が…

内容説明

ボウエン伯爵家の次男クライブと婚約したモラード伯爵家の一人娘ミュリエル。想いを交わした日を境にこれまでの無口が嘘のように社交的になったクライブに、彼を想い続けてきたミュリエルは戸惑いつつも喜びを覚える。ところが婚約は仮のものと主張する不逞の輩が主不在の邸に居座り好き放題。侮辱も暴言もさらりと躱すのに、己の立場をまったく主張しないクライブに、ミュリエルの不安は募る一方で…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[六花]

3人の婚約者候補の内、想いを寄せていたヒーローと婚約出来たヒロイン。想いを交わし合ったあくる日、無口だったヒーローが彼の兄のように朗らかになっていて、その変貌ぶりに違和感を覚えるヒロイン。残り二人の婚約者候補、隣国のド派手な王子、話を聞かない乳母。…困ったちゃんが多過ぎるよ！ストレス、スゲー溜まる(；´･Д･) ヒーローが一服の清涼剤のようだった。性格が変わってしまった理由もいじらしくてキュンってした。まるで乙女のよう…(；^ω^)

2016/05/26

[さつき]

絵師さん買いしましたが･･････ヒロインも乳母も思い込みが激しくて、イライラする。勘違いさせたままじゃないと物語が成り立たないんだろうけれど、ここまで頑なにウジウジされると人格的に大丈夫なのかと思ってしまう。外野も外野なんだけれど、ヒロイン側にも理由があるよね？ヒーローがとても素敵なだけに、ヒロインに終始イライラしどおしで私には合いませんでした。

2020/02/19

[加那]

他の本で、「どうしてヒーローがヒロインを好きでい続けてるかわからない」と編集に言われて、性格が変わった…なんて後書きをよんだんですが、正に！コレ！最初から主人公が嫌いで（もうハッキリ嫌いでいいです）、微妙に飛ばし読み。主人公の言い訳めいた描写は全てスルーで。乳母？も駄目ですが、主人公が自覚している通り、やっぱりそれも主人公が駄目だからですし。

2016/05/05