出版社内容情報
新シリーズ!
内容説明
巽真之介は北町奉行所きっての凄腕同心で、「閻魔の使い」とも呼ばれていた。その鮮やかな十手捌きと悪人に対するのとは全く違う江戸町民への優しい眼差しに、旗本の娘音乃が惚れる。女だてらに剣術や柔術にも秀でた男勝りの娘だったが、結婚してからは内助の功を尽くしていた。ところが知り合いの娘の不審死に、夫と下手人探しに奔走、音乃の機知が冴えるが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
107
北町影同心「閻魔の女房」1巻。「閻魔の使い」と呼ばれている北町奉行所の凄腕同心巽真之介に嫁いだ音乃さん、真之介の死によって、舅の丈一郎と共に影同心として江戸の悪を閻魔のもとに送る役目を担う、ちょっと変わって面白く読めますね。2017/07/17
はつばあば
34
「読み始めたらとまらない?!」ホンマそうでした。旗本の娘が町の同心の嫁になるなんてありえない!。ありえないことをするのはこの親娘。本当に才たけて見目麗しいお嬢様なんですが、厄介な事に武芸にも「孫子の兵法」にも通じている。このような娘を奥に閉じ込めておくなんてほんと勿体ない。で、白羽の矢に当たったのは・・鬼同心と呼ばれた親の子、閻魔。この息子閻魔もいい男なんですが早世、嫁いでたった2年ほどで後家さんなんてあんまりですわ!。そして・・2巻目が私を呼んでいます。呼ばれる有難さ・・(^^)。2025/04/12
み
24
さくさくと♪1作目で主人公が去る…。味見方同心のような感じながら、後をつぐのは奥さん、しかも凄ウデ。シリーズ読み進めます。2018/03/15
長くつしたのピッピ
10
都合の良い展開であるが、主人公音乃が魅力的で読んでいて楽しい。恋焦がれて一緒になれた夫とあっという間に死に別れてしまうのはなんとも残念。そんなに好きだった夫を失った悲しみが伝わってこないのが、不思議。シリーズ化されているので、続きが楽しみ。2019/02/12
とく たま
6
楽しめた。筋書は面白いのに、ひとつひとつの出来事の裏付けが弱いような気がして、次巻にて納得させられるのかな?! 期待して次へ・・・2025/06/28
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