出版社内容情報
悪女と噂されて社交界を追われ、友も財産も失ったタリア。若き公爵の息子に求愛され心を開くが…?バイロン兄弟シリーズに続く新作。原題『ザ・ベッディング・プロポーザル』。
内容説明
身に覚えのない不倫の罪を着せられて夫に離縁され、社交界を追われたタリア。愛人との逢瀬が絶えない“悪女”と噂されているが、実際は孤独にひっそりと暮らしていた。ある夜、タリアは久しぶりに出席したパーティで一人の若き貴族と出逢う。そのレオは最初は興味本位だったが、会うたびに彼女の内面に魅かれ、熱烈な求愛や贈り物でタリアのかたくなな心を解きほぐしていく。甘い月日を重ね、互いの離れがたい愛情を確信したレオは正式にプロポーズ。しかし彼女には、二度と結婚できない“理由”があって…!?
著者等紹介
ウォレン,トレイシー・アン[ウォレン,トレイシーアン] [Warren,Tracy Anne]
オハイオ州出身。長年金融業界で働いたのち、ロマンス小説家に転身。歴史に関する豊富な知識を活かして書き上げた処女作『あやまちは愛』(二見文庫)で、RITA賞最優秀新人賞を受賞する。現在はメリーランド州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
25
トレイシーの新シリーズ第1弾なんだけど、ほぼほぼバイロンシリーズの続き。バイロンシリーズのオチャメな双子のレオがヒーロー。良い意味で、成長してないと言うか、相変わらずのレオ。今までのハッピーエンドとは違った形になるのかとやきもきしたけど、ハッピーに終わりました(^_-)2017/06/14
Rin
16
冒頭はなかなかの酷さですが、あのレオがこんな素敵な男性になるとは!とドキドキしながら読了。浮気による離婚というスキャンダルによって、ひっそりと暮らすタリア、最初は興味本位で近づきながらも段々惹かれていくレオ。心情の変化の描写がとても丁寧で、時々涙ぐんでしまうほど。クリスマスで離れてる間は特に切なかったなぁ。元夫は稀に見る酷さだったけど、結末はさすがに呆気なくてびっくりしたな。エピローグがまた素敵でした☺️2020/08/03
じょう
16
「ゆるぎなき愛に溺れる夜」を読むために、バイロンシリーズ1作目から再読。ヒーローは8人兄弟の6番目。上5人は大、下3人は幼いってイメージでした。今作の初めの方は まだまだ大人になり切れていない感じでしたが、軽い気持ちでヒロインにアプローチし始めて、本気になっていき、ヒロインの境遇をしるうちに、守るために大人の男になっていく・・・感じが素敵でした。2019/09/04
Miyuki_fsog
16
ヒロインがヒーローを受け入れてラブラブになった辺りから、面白くなってきた❤ それにしても、ヒロイン元夫のゲスっぷりが(。>д<) あんな結末じゃ優しすぎる‼もっと痛い目にあわせてやりたかった(`Δ´)2018/06/02
ぽこ
11
世間では悪い評判をたてられている離婚されたヒロインとバイロンシリーズの双子の片割れ、法廷弁護士ヒーロー。元夫がクズ以下の最低男なので腹が立ってしょうがない。結婚相手は慎重に見極めないとね。ヒーローが苦しい恋愛を経て成長していくのが良かった。2018/03/24