出版社内容情報
自分で「できない」と決めつけていませんか？自分を支配している「思い込み」を手放して、思い通りの人生を生きる８つの方法。
内容説明
バカンスで１カ月間バリ島に滞在した主人公は、帰国が１週間後にせまったある日、年老いた治療師のもとを訪れる。ところが突然「あなたは不幸な人ですね」と言われ…。老治療師と主人公の対話によって、人がいかに“思い込み”に支配されているかが明らかになっていく。思い通りの人生を生きるために大切なこととは？フランスのベストセラー、待望の文庫化。
目次
月曜日 幸せになれない理由
火曜日 思い込みの犠牲者たち
水曜日 新しく発見したこと
木曜日 立ち向かうべき課題
金曜日 そして僕は決断をくだす
土曜日 さよなら、サンチャン先生
エピローグ
著者等紹介
グネル，ローラン［グネル，ローラン］ ［Ｇｏｕｎｅｌｌｅ，Ｌａｕｒｅｎｔ］
自己啓発の専門家。カリフォルニア大学サンタクルーズ校で人文科学と認識論を学んだのち、アメリカの神経科学の専門家やペルーのシャーマン、バリ島の賢人など、特異な医療活動を行なう人との出会いを求めて世界中を旅した経験がある。現在はクレルモンフェラン大学講師。講演活動やカウンセラーとしての仕事も行なっている。処女作である『バリの賢者からの教え』は、フランスでベストセラーとなった
河村真紀子［カワムラマキコ］
フランス文学翻訳家。大阪外国語大学フランス語科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ナミのママ
47
自己啓発を物語にしたわかりやすい一冊、という感じでしょうか。書いてあることは、ジェームス・アレンとも似た内容。心理学でも思い込みの治療療法などがあるので、似たようなことだと思います。ではつまらないかというと、そうでもない。説教臭くない、それにバリ島の自然の雰囲気がいいです。自己啓発やスピリチュアル系は1980年代から読んでいますが、海外の物の方がしっくり来るように思います。この文庫、字も大きく、段落もちょうどよく、さらっと読めるので、少し落ち込んでいるときなど良いかなと思います。2016/01/30
さんちゃ
7
フランスのベストセラー、待望の文庫化。の文字にどんな本？と購入。物語を通して、思い込みについて分かりやすく書かれた本。ふだん思っている事がこの本を読み整理されたように思う。南国バリ島の美しい自然描写が物語を軽くし読みやすかった。2016/05/25
Koichi Tamura
5
「君の人生を選んで生きていくのは君自身だ！」2016/03/09
黒頭巾ちゃん
3
▼思い込み思った通りの自分になる→悪いと思うと悪くなり、良いと思うとよくなる▼思い込みより現実は変わる▼諦めなければ他を手に入れられない▼目的のためには まっすぐ進む▼みだらに求めず あるがまま受け入れる▼他人のためにお金を使えば プラスになり溜め込めばお金はマイナスになる▼成功した人生の言うのは自分の願望価値観にあった行動しその行為に最善を尽くし自然に ありのままでいられる自分▼少しでも自分以外の何かに貢献し人類に何かを持ったら好き会を与える人生が素晴らしい▼何事もされるがままで譲ってばかりではいけない2024/04/20
シエロ
3
フランス人観光客が、バリの治療師から思い込みからの脱却の教えを請うノンフィクション。読んでいて特に印象に残った課題は、”他者からNoと言われるような頼みごとをすること”。どんなに無理なお願いをしたところで、なかなか否定的な答えをもらえない結果に。「拒絶を恐れる人たちは、他人に拒否されることは稀だと気づいていない。むしろ人というのは、他人を助けたり、失望されないようにするものだ」と。最後の教えはさらに身を持って学ばされた、と言いたくなる…。恐るべし賢者の風格。バリの風景描写も美しい。2021/06/22
