二見文庫 ひびわれた心を抱いて

コレール，シェリー【著】〈Ｃｏｒｉｅｌｌ，Ｓｈｅｌｌｅｙ〉/藤井 喜美枝【訳】

二見書房（2015/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 565p／高さ 15cm
• 商品コード 9784576150659
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

女性ＴＶレポーターを狙った連続殺人事件が発生。連邦捜査官ヘイデンは唯一の生存者ケイトに接触するが…？〈使徒〉シリーズ開幕！

内容説明

３年前、何者かに襲われて生死の境をさまよいながらも生き延び、世間から身を隠していた元報道番組リポーターのケイト。彼女の身も心も傷つけた憎き“惨殺犯”が、女性リポーターを標的としてふたたび連続殺人を始めた！一方、“惨殺犯”を追っていたＦＢＩ捜査官ヘイデンは、唯一の情報源であるケイトの居場所をつきとめ、捜査への協力を強要する。はじめは反発しあうふたりだったが、事件が錯綜するなか互いの心の傷にふれあい、いつしか惹かれ始める。そしてついに明かされた真犯人の正体は、意外にも―！？ゴールデンハート賞（ＲＩＴＡ賞新人部門）ファイナリスト、衝撃のデビュー作！若き才能が贈る“使徒シリーズ”降臨！！！元ＴＶリポーターの女性と、冷静沈着なＦＢＩ捜査官が連続殺人犯を追いつめるロマンティック・サスペンス。

著者等紹介

コレール，シェリー［コレール，シェリー］ ［Ｃｏｒｉｅｌｌ，Ｓｈｅｌｌｅｙ］
元ジャーナリストで、ロマンティック・サスペンスやヤングアダルト小説を手がける作家。デビュー作『ひびわれた心を抱いて』は２０１４年度の「パブリッシャーズ・ウィークリー」夏期ベストロマンス、および「ロマンティック・タイムズ」推薦図書（Ｔｏｐ　Ｐｉｃｋ）に選ばれ、本国以外でも出版されている。ＲＩＴＡ賞の新人部門、ゴールデンハート賞の最終候補者にも過去６度ノミネート。家族とともにアリゾナ州在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ベルるるる]

いったいどれだけ長い間、積んでたの？ってくらい、本棚の片隅に置いたままだった本。でも、読み始めたら、ヒーロー、すごくかっこいい！スモーキー・ジョーも渋くてよかった。

2017/07/07

[eko]

使徒シリーズ1作目。2作目を先に読みましたが2作目の方がロマンスは好み。とはいえ犯人探しは最後にエ？と思うほどハズレたし、使徒と呼ばれるFBIの精鋭捜査官や脇役達も皆個性的で興味津々。シリーズ続けて是非読みたい！

2016/11/02

[すもも]

★★★★★ The Broken 2014年作品 犯人当ては得意なはずなのに最後まで全く誰が犯人なのかわからなかった。それだけでも嬉しいのに、ヒーローの渋い魅力。サスペンスが本当に上手い作家さんだけど、サスペンス方向に舵を切らずに、このバランスで作品を出し続けてほしい。

2017/06/09

[Yoko]

堪能しました。ロマンス枠ながら犯罪捜査、サスペンスものとしても読み応え十分。感情豊かなヒロイン＆有能、冷静なヒーローはもちろん脇も含めキャラクターたちが個性豊かで魅力的。今後、十二使徒と世間で呼ばれるFBIの特別捜査チームの一人ひとりをメインに据えたシリーズが展開する模様。待ち遠しいです。

2015/10/25

[まみ子]

元ＴＶレポーターとＦＢＩ捜査官。連続殺人犯を追うサスペンス中心の話でしたが、感情を感じない仕事人間なヒーローがヒロインによって感情的になっていく様はロマンス的にキュンとします。事件は容疑者がたくさん出てくるなかで、真犯人はまさかの人物でしたが、確かに言われてみれば所々ヒントが散らばっていて面白かったです。

2017/05/13