出版社内容情報
アニーは亡き母の遺したコテージを訪れ、初恋の相手と再会する。二人の間には恐ろしい思い出があるが、成長した彼はとても素敵で…
内容説明
アニーは亡き母の遺産整理のため海辺の町を訪れ、初恋の相手テオと再会する。十代の頃に愛し合っていたが、彼は突然不可解な態度をとりはじめ、振り回されたアニーは身の危険すら覚えたことも。だけど今、大人になった彼はとても素敵だ。そんな折、アニーの部屋が留守中に荒らされ、彼女自身も銃で何者かに狙われる。もしかして、またテオが私を?訝りながらも気持ちを抑えられず、アニーはある日身を任せてしまう。依然、不可解な事件が続く中、アニーは毎夜のように彼と体を重ね…
著者等紹介
フィリップス,スーザン・エリザベス[フィリップス,スーザンエリザベス] [Phillips,Susan Elizabeth]
オハイオ大学卒業。90年代に入ってロマンス小説で注目を浴びるようになる。98年に『あの夢の果てに』で、また2000年に『ファースト・レディ』でRITA賞を受賞。いまやロマンス小説の分野でもっとも人気と実力のある作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
20
おや、知ってる人がいない。おやおや、ゴシックホラー?でも、どん底の状況にあるヒロインが自分自身の輝ける場所を見出し、進んでいくのは同じ。濃いキャラの登場人物たちそれぞれが善悪ひっくるめた「人間」で存在感がある。風景の描写もすてきでメイン州に行ってみたくなっちゃった。人形が怖い自分、最近夫の友人の人形劇作家さんの家にお邪魔して人形劇の現在を見せてもらって仰天したところ(軍手を使ったり素手だったり)なので、なかなかタイムリーでした。面白かったけどシカゴシリーズがやっぱり読みたいな。2016/06/09
choco
14
またもや文無しヒロインか…(。-_-。)スーザンはこの設定ホントに好きね。腹話術師のヒロインだからか最初の人形達の脳内トークがちょっとうるさい。怪しげなテオもヒロインに出てって欲しいのか居て欲しいのか統一感なし。とはいえ全体的には許容範囲内でした。2017/06/22
harutamano
12
はああ〜だいすき!スーザン・エリザベス・フィリップス!よくこんな手探りな冒頭から涙の大団円に持ってくよ!!過去に惑わされつつ、行動することで自分も癒され周りも変わっていくヒロインたち。すんばらしいよ!読むセラピーだよSEP!!2024/09/15
ばんび
6
いろいろ混ぜてあって。。。2022/12/05
ぽこ
6
登場人物が皆、病院に行ったら診断がつきそうな人達だった。前半はヒーローが全然しゃべらないので、対人恐怖症の引きこもりかと思ったら、途中から性格が激変(^-^;しかし、アメリカの警察は銃で撃たれても放置だなんて!?日本だったら新聞に載るくらいの刑事事件なのにね。2015/10/03
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