出版社内容情報
ハートうっとり、世界が恋するとびきりキュートなヒストリカル・ラブ
待望の新シリーズ第一作!
夫と一度も結ばれぬまま未亡人となった若き公爵夫人エマ。城を守るためある騎士と再婚するが、寝室での作法を何も知らない彼女は…?
内容説明
夫と一度も結ばれぬまま未亡人となった若き公爵夫人エマ。寝室での作法を何も知らないエマは気づいていなかったが、彼女と夫との結婚の儀式は“完了”していなかったことが発覚した。喪に服したのも束の間、領地や爵位を守るため、エマは騎士アマリとの性急な結婚を王から命じられる―。武骨な騎士と、自由闊達な貴族の娘。ぶつかりあいの絶えないふたりだったが、互いを知るにつれ、いつしか心も体も深く惹かれあっていく。だが結婚直後から、アマリが何度も命を狙われて…?
著者等紹介
サンズ,リンゼイ[サンズ,リンゼイ] [Sands,Lynsay]
カナダのオンタリオ州出身。1997年のデビュー以来、ヒストリカルやパラノーマルを中心に多数の作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アン
30
「子供が欲しいのに夫が一度も手を出して来ません!」って国王に訴える事なの?と最初からビックリでしたが、色々話を聞くうちに結婚どころか無垢なままの花嫁でした。更にその夫が死亡し再婚相手が王命で選ばれ、諸々の事情により大急ぎで結婚を完結させるというドタバタっぷり。大慌ての床入りに爆笑でした。無垢というよりも無知すぎるヒロインと少々頭の硬いヒーローがズレまくっててイラとするところもありますが、リンゼイ作品 ならではのクスッとくるポイント多数。ロマンスよりコメディ要素が強い感じでした。前夫はゲイだったのか?謎。 2015/11/26
ち~
26
夫と一度も結ばれる事なく未亡人になったエマは、騎士アマリと再婚することになった。エマの領地を狙うバートランドの到着までに全てを終える必要がある事を知らないアマリは到着早々、教会に引っ張られアレヨアレヨと床入りへ追いやられる。そして正にその瞬間を大勢の人間に見届けられるという哀れさに笑いが止まらない。庶子として生まれ幸せな家庭を知らず、ガチガチに凝り固まった考えでエマを傷つけ、すれ違ってばかり。次々と命を狙われるアマリを助ける逞しいエマが好印象。親友たちに導かれ、徐々に愛情に目覚めていくアマリも良かった。2018/08/05
たまきら
19
笑いっぱなしでした。妻なき後娘を猫っかわいがりした亡オトン、左に同じないとこのせいで、元気いっぱいだけど男女の色事に疎い女子が形成されました。理由はわからねど(同性愛者?先天性欠陥?記述なし!)2年も彼女に手を触れなかった前夫や、男社会にもまれてきて女子をどうしていいかわからない男子が婿殿になったり、もうドタバタです。いや~でも真剣なお話もいいけれど、こういうのもいいもんですねえ。真っ黒にすべてを染めてしまったお城、見てみたかったな。2016/02/09
Masami🖤
15
〈約束の花嫁〉シリーズ、第1弾🎵公爵夫人エマ&傭兵団の騎士アマリ❤️いや~久しぶりに吹きながら飲み始めたわけですが…😂(笑)かなりウブだけど、男顔負けの勇敢さを持つエマがかなりツボ🙈💓(笑)序盤のとんでもない妄想は必見😉👍そしてアマリの切ない生い立ちが故の頑固さは、中盤までちょっぴり悶々させられましたねぇ…😅がしかし、物語中盤からコミカルな雰囲気が一転し、ハラハラさせられます…💦その中にもちゃんとユーモアが織り交ぜてあり、さすがリンゼイ・サンズ先生😆👏‼️2019/07/29
Miyuki_fsog
15
再読📖…リンゼイさん、最新作の前に この一冊🎶…笑わせて頂きました🤣 そして お約束のドタバタ劇…個人的な好みとしては もー少し落ち着いた感じが好きだけど たまには声をあげて 笑えるのも(o^-')b !2019/04/24