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出版社内容情報
シリーズの稀少本を借りるため、筆頭侯爵家のラストラドに一冊一回口づけを許す約束をしたレイノラ。しかし約束のそれは濃密すぎて…
内容説明
引きこもり令嬢と噂されるほど本好きな侯爵家令嬢のレイノラは、希少な『千の物語』を筆頭侯爵家のラストラドが所有していることを知り、「彼の唇が触れる」ことを条件に貸し借りの約束を交わすのだが…。社交界の花形が施す濃密すぎる愛撫に翻弄され、いつしか大好きな読書すら手につかなくなってしまい…！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六花
4
本好きﾋﾛｲﾝの天然っぷりが合うか合わないかで、評価が分かれそうだなと思う。私は結構好き。このﾋﾛｲﾝ(^∇^)。好奇心で近付いたﾋｰﾛｰが徐々にﾋﾛｲﾝに惹かれていく様にはﾆﾔﾆﾔしました。単純な話が読みたかったので、それなりに楽しめました。しかし、他の作品でも気になったけど、この作者のﾋﾛｲﾝは独り言が多い。屋外だったら不審者扱いされるﾚﾍﾞﾙだと思う(^^;)。 2015/11/23
kuro neko
3
侯爵同士の恋愛。挿絵の男性陣達が可愛らしくてカッコよさもあったけど若干幼いなぁって思いました。二人の逢瀬での会話がとても楽しそうで微笑ましくて良かった。趣味が合って意気投合できる者同士でお互いに魅力を感じる異性なら魅かれても無理はないよね。二人が惹かれ合う様子をもう少し長く読めたら嬉しかったのにな。レイノラの兄とラストラドが友人同士という美味しい設定なのに、二人の絡みシーンが最終までなくて残念。切なさはあまりなかった。一目ぼれだったのかもな…と感じる二人の馴れ初めを見守っていた気分。2016/07/14
加那
3
本の知識はあるが、一般的常識が欠如した、隙だらけのアホの子がヒロイン。隙につけ込まれているだけなので、物語性はほぼ皆無。ヒーロー視点が入るのは良かったですが、言動は結構酷い。すみませんが私にはキツかったです(T ^ T)2015/05/10
ぱんた
2
★★★☆☆2017/08/09
sweet""
2
本読みたさに相手の思う壺にはまっちゃう迂闊なヒロインは普段とのギャップもあってかわいらしかった。が、ヒロインの兄に問い詰められたヒーローの言い分が自分勝手…というか、そもそも妹の見守りを頼んだ親友をうらぎってるよね、とどうも引っかかってしまった。ヒロインもハキハキしたとこあるんで仕方ないのかもしれんが、ちょっかい出す過程でヒーローにもうちょっと優しさが欲しかったなぁ。2015/06/01
