出版社内容情報
出会った瞬間にわかった――あなたに出会う運命だったと
有名財団の令嬢ながら変わり者と周囲に疎まれるエディ。
暗い過去のせいで記憶をなくしたケヴと出会い………マクラウド兄弟シリーズ第7作
内容説明
エディは有名財団の令嬢ながら、特殊な能力のせいで家族にすら疎まれてきた。今はグラフィックノベル作家として、夜な夜な夢に見る男性を主人公にベストセラーを続々出している。そんなとき、現実にその男性が目の前に現れた―ある事件のせいで記憶をなくし、ハンサムな顔に傷のある姿で。この人こそ私の運命の人!互いの境遇も顧みず、ふたりは燃えあがる恋の炎に身を投げ出す。だが彼の記憶が戻り始めるにつれ恐ろしい過去が明らかになり、ふたりにも魔の手が忍び寄る…大好評の官能サスペンス第7弾!
著者等紹介
マッケナ,シャノン[マッケナ,シャノン] [McKenna,Shannon]
NYの保険会社に勤務しながら執筆活動を開始。元はシンガーとしてキャリアを積んでいたが、イタリア人音楽家と恋に落ち、結婚。その後、出版社へ送った原稿が採用され作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
21
分厚い!! 長い!! でも、面白かった~。主役はあの人!! 夢中になって読んだ。ようやく幸せになれて良かったわ(☆∀☆) 今回から登場したブルーノ、とってもチャーミング。次回のヒーローらしい。楽しみ(^з^)-☆ おじさんとおばさんも、個性的で良い人。 あとがきによると、あのスベティが⑪で主役になるらしい。これも外せない!! スベティといえば、レイチェル!! 面白い女の子に成長してた。さすがタマラの娘だわ。そして、家族や仲間がどんどん増えてきて楽しい。今後も楽しみ(^_-) 2020/05/07
たまきら
16
待ちに待った双子の片割れの登場。…厚さと謎の兄妹の登場に期待しすぎたかな。少々興ざめの部分あり。決してテンプレートから外れません。一目ぼれ、巨悪との遭遇、逃亡、反撃、隙間を埋めるセックス(当然避妊なしが重要な要素です)…あはははは…これ以上は期待できないのだなあ、この作家さん。これならブルーノちゃん(最新作)のが面白かったかも。今のところ自分的にはショーン(こっちの方がケヴかっこいい)、タマラ姐御の回がこのシリーズでは一番好きです。少々抜けてるアーロ×スヴェティちゃんに期待。2016/03/30
とろぷり
12
★★★☆☆〈マクラウド・ブラザーズ・シリーズ〉7作目。笑っちゃうくらいに分厚い本だったけれど、飽きることなくさくっと読めました。面白くて一気読み…とまでいかなかったのは、ケヴが兄弟の中でまともなヒーローだったせいかも?取り敢えずはいつものマッケナ作品でした(笑)。ベッドに薔薇の花びらでマクラウドの男達を震撼させたブルーノ(笑)!次作みたいなのでヒーローになったブルーノが読みたいっ♪2015/04/03
choco
10
とにかく分厚い。気になってたケヴとあって期待度MAXで挑んだのが良くなかった。当然ながら双子のショーンと同じ言動行動。前半からヒロインを崇めまくるケヴ。リヴとエヴィもそっくりで…食傷ぎみ。あとは兄弟がいかにケヴと再会するかが楽しみにして読み進めると、原書通りか誤訳なのか「俺はデイビー。こっちは兄貴でコナー。」いつから長男が差しかわったのか。登場人物多すぎて制御不能なのかも。ええ、一番のお気に入りのセスがチラリとも出てこなかったのでふてくされてます。2016/01/30
Katori
9
マクラウド兄弟ものだというので読んだけど、同工異曲っていうのかな、こういうの。この作者の描くヒーローは、全員信じられないような美男子で、もちろん筋肉ほどよく、賢くて強くて、加えて絶倫で(笑)ヒロインにベタ惚れ。そしてこれが肝心だが経済力があって、苦境のヒロインを救い出してくれる。ページの3分の1ぐらいはエッチ・シーン。最後はもちろんプロポーズ。これぞロマンス小説というものなのか。脇役陣が魅力的なのだが、順番にヒーローの当番が回って来て、主人公になっちゃうとワンパターンな美男美女になっちゃうのが残念。2015/03/28