出版社内容情報
欲望の業火に灼かれながら罪深き愛におちていく――
過去の過ちのため、素性を隠す謎の美女
罪深き放蕩侯爵のくちづけが、眠っていた彼女の情熱を呼び起こして……
ダーク＆セクシーな濃厚ラブ・ロマンス！
内容説明
英国一の放蕩者、ラネロー侯爵が舞踏会に現れた。その動機は若きカッサンドラ嬢を誘惑し、醜聞まみれにすること―令嬢は彼の姉を手籠めにした道楽男の娘で、すべては男への復讐のためだった。ところが、令嬢ではなく、その付添い役、アントニアの聡明さと美貌に強く惹かれたラネローはあろうことか彼女の部屋に忍び込み、唇を奪ってしまう。頑なに拒んだものの、彼の危険な魅力に抗えず、ときめきを感じるアントニア。けれど彼女には恋におちてはならない事情があり、それを知ったラネローはある決意をするが…。
著者等紹介
キャンベル，アナ［キャンベル，アナ］ ［Ｃａｍｐｂｅｌｌ，Ａｎｎａ］
オーストラリア生まれ。さまざまな職業を経験したのち、クイズ番組で賞金を獲得するという幸運に恵まれ、聴覚障害者のための慈善団体で働くかたわら、執筆に専念。デビュー作の『罪深き愛のゆくえ』（二見文庫）で注目を集め、２００８年のＲＩＴＡ賞の最終候補、２００７年のＲｏｍａｎｔｉｃ Ｔｉｍｅｓ“ファーストヒストリカルロマンス”賞、Ａｌｌ Ａｂｏｕｔ Ｒｏｍａｎｃｅ“読者が選ぶ新人作家”賞を受賞した。その後もダークな作風で多くの読者を獲得している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
14
終盤展開が二転三転、面白かった～。来年はもっとアナキャン読まなきゃだな(^_-)2016/12/11
veri
14
復讐はどこへ（笑）放蕩者ヒーローが何も信じません！なヒロインにオチるオチるw 高飛車かと思いきや、こんな私なんか…とヒロイン、自分をコテンパンに虐めます。色々あって不信感で一杯なので、本当に言って欲しい言葉を鬼畜な放蕩者に言われると逆に信じられないのです。でも本当は信じたいのです。ヒーローもヒネてるのでここ一番には弱いwシンデレラの様に純粋でも無垢でもなくても、最後には受け入れて欲しいものです。自己憐憫に浸っていると大事なものは見えてこない。たまには博打を打つべきか、と思いました笑2014/08/13
すもも
10
★★★★★ これはヒーローの苦悩を堪能する作品でしたー。ヒロインにどうしようもなく惹かれていく気持ちがたっぷり描かれていて大満足。自分では、邪だ、放蕩者だと思い込んでいるのに、身近な人にはロマンティックで誠実なことを見抜かれているヒーローが愛おしかったです。（Midnight's Wild Passion 2011年作品）2014/08/03
キッチンタイマー
9
悪人を気取りながら実は誠実があったというラズロー侯爵の恋愛。強引なのがいい感じ。2014/06/30
ぽこ
8
このヒーローはとってもいい奴だ。悪いことなんてできそうにない誠実で不器用なタイプ。失敗してはくよくよするヒーローがかわいらしい。決闘シーンは登場人物の意外な一面が描かれていておもしろかった。2014/11/30
