出版社内容情報
現代サッカーの基礎を築き選手・監督として輝かしい実績を誇るヨハン・クライフが自らのサッカー哲学をあますところなく披露した一冊
内容説明
最高のプレーヤー&監督が伝える29の教え。65年間のサッカー哲学をすべて明かす初の戦術書。
目次
ストリート
クラブ
公式戦
楽しさ
テクニック
実戦に向けた練習
ドリブルとボール運び
キックとパス
ヘディング
トラップ〔ほか〕
著者等紹介
クライフ,ヨハン[クライフ,ヨハン] [Cruijff,Johan]
1947年、オランダのアムステルダムに生まれる。「トータルフットボール」という革命的な戦術により、選手として1970年代のサッカー界をリードした。選手時代に在籍したクラブチーム・アヤックスをUEFAチャンピオンズカップ3連覇に導き、1974年のFIFAワールドカップでは、決勝で西ドイツに惜しくも敗れたが準優勝に輝いた。その実績から、バロンドール(欧州年間最優秀選手賞)を3度受賞した。引退後は指導者に転身し、かつて在籍したアヤックスや、FCバルセロナの監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こきよ
62
かつてW杯で準優勝した国に、チェコスロバキア、ハンガリー、スウェーデン等があるが、やはり準優勝までのオランダと比べると格落ちの感は否めない。輩出するタレントの多さもさることながら、クライフの存在が、この国を優勝国と同格たらしめているのである。ドリームチームから現在に至るバルセロナ、バイエルン。現代サッカーの潮流を作った男の言葉は重い。2014/11/08
たー
20
クライフの考えるサッカーが凝縮されている。これを読むとサッカーがシンプルなものに思えてくる。本当は難しいんだろうけど。2014/07/16
anco
14
ヨハン・クライフ氏が理想とする育成方法、プレーそして戦術について本人が語った貴重な本。サッカーはミスを犯すスポーツ、自分を成長させることはミスを5個から4個に減らすことである。彼の説くサッカーは非常にシンプルなものでした。完璧に、そして美しく勝つトータルフットボールはやはりかっこいいと思いました。2015/02/03
Mark X Japan
10
最近10~15年の間に、サッカーの戦術はだいぶ変わりました。それでも、ベースになることや本質的なことは、クライフのサッカー論です。改めて、現代サッカーの父であることを感じた一冊です。☆:4.52022/10/06
ミリオン座
10
サッカー論というより選手育成理論。でも育成に関わっていない人も楽しめます。 第28章「このようにサッカーはプレイすべきだ」はとても面白かった。クライフの戦術的な考え方をもっと書いてほしかったです。2014/06/23