出版社内容情報
軽やかなユーモアとウィットに富んだヒストリカル・ラブ!
永遠のはじまりは、舞踏会で交わした“過ち”のキス――!?
ベテラン作家カレン・ホーキンスの新シリーズ開幕!
内容説明
若くして伯爵となったシンは、とある舞踊会で快活な娘ローズに強く惹かれる。ローズもまたクールなシンに憧れており、ふたりは庭園に出て情熱のままにキスを交わす。が、男性に不慣れなローズは動揺して彼を突き飛ばし、噴水に落としてしまう。そしてシンは社交界の物笑いの種になり、ローズは姿を消した―六年後、“事件”以降、放蕩の限りをつくすシンを更生させるべく、彼の大伯母はふたりを再び会わせてみようと画策する。計画どおり彼らは再会を果たすが、シンが復讐としてローズを誘惑すると宣言し…!?
著者等紹介
ホーキンス,カレン[ホーキンス,カレン] [Hawkins,Karen]
1998年に作家としてデビュー。以来、軽快なユーモアとウィットに富んだヒストリカル・ロマンスで人気を集め、“ニューヨーク・タイムズ”や“USAトゥデイ”等、各紙ベストセラーリストの常連となるなど、高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
25
6年前に恥をかかされて以来ずっと彼女を忘れられない…その時点で女性読者はきっと「あっこの男子、バカ…?」とつっこんでいるはず。プライドが邪魔して素直になれない二人の周囲を囲むかしましいパグ軍団とおばちゃま達のすてきなこと!彼女たちの悪だくみは続くようなので楽しみ楽しみ。2021/08/20
キッチンタイマー
5
スコットランド舞台なのよ。司祭と言われて気がついた。作風なのか風土なのか使用人たちの自由な言動も楽しかった。そしてロクサバラ公は最後まで登場せず。さて最初に噴水のなかで葉っぱを載せて怒り狂ってる時点からどうも風向きが悪いヒーローシンクレア。ホームパーティで思い付く限りの負傷し続け、負けず嫌いではいい勝負のヒロインに振り回されてる。でもめげずに追い回してリネン室に連れ込んだり居間で口説いたり最後は酔っ払いの不眠症。愛だろ愛、と釜じいじゃなくてもいうかもね、という話。2015/03/21
romance_holic
3
身分あり、お金あり、若さあり、傲慢さありの貴公子から「君を誘惑するぞ」と言われて「やってごらんなさい」と返す年頃の令嬢なんて普通ありえない!(笑)挑戦されたら後には引けないふたりの意地の張り合い、つばぜり合いには大いに楽しませていただきました☆ 仲人婦人の豪腕ぶりにも注目☆2014/06/09
矢田ふみえ
2
16歳から、ひっこんでいたなんて考えられないけど。誘惑すると宣言してかかわりあうわけで。けがをしたりクスッと笑わす場面もあり、面白かった。最後が、はしょりすぎの感あった。2016/05/15
りんりん
2
なんか盛り上がりにかけたまんま、終わってしまった。物足りな感が・・・流し読みしてしまった。2014/06/21