出版社内容情報
結婚はもうこりごりと思っていた若き未亡人のジェイン。だが、ある事情から、社交界でも噂の放蕩者の男性と婚約することになって…
内容説明
夫の男爵が急死し、若くして未亡人となったジェイン。今後は実の子のように育ててきた遠縁の少年とひっそりと暮らすつもりだった。そんななか、夫のいとこにあたる遺産相続人コンスタンティンが屋敷に到着する。放蕩貴族として悪名高い彼と目が合った瞬間、胸のざわめきを感じるジェイン。さらに不可解なことに、夫の遺言書には爵位と領地以外の財産はジェインに、少年の後見人にはコンスタンティンが定められていた。やむなく彼女はお互いの利益のため“契約結婚”を持ちかけるが…。
著者等紹介
ブルック,クリスティーナ[ブルック,クリスティーナ] [Brooke,Christina]
オーストラリア出身。弁護士からヒストリカル・ロマンス作家に転身し、2007年にクリスティーン・ウェルズ名義でデビューする。デビュー作“Scandal’s Daughter”がオーストラリア人として初めて米国ロマンス作家協会のゴールデンハート賞を受賞した。夫とふたりの息子とともに豪・クイーンズランド州に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
21
良かった~(☆∀☆) 亡き夫との夜の営みが原因で、男性に対して恐怖と不信感を抱いてしまったヒロイン。ヒーローが自制しながら、急がずゆっくり、ヒロインの恐怖心を癒していく(☆∀☆) HOTシーンって、回数ではなく密度なのよね~(///∇///)2018/03/11
たまきら
21
政略結婚上等、恋愛なんて一時的なもの。そんなおじちゃまたちの思惑で傀儡のように結婚を操られ、反発する若い世代…と言った話なのかな、と思ったらなんだかちょっとハテナ。とはいえ、一族の子を養育する40代独身公爵は結構素敵だわ~。言葉の足りない自分はまっすぐ高潔なつもりの男子が青臭い坊ちゃんでうへ~。女子が食べ物に興味がないのは亡夫の病院食に合わせて…と言うくだりにほろり。女子の自己犠牲のエピソードは悲しいわ~。しかしなぜこのタイトルなんだろう?続きどうしようかなあ。2017/08/25
じょう
13
婚姻省シリーズ1作目。公爵の言葉に裏があるのかないのか、ややこしい。 ヒーローは過去の醜聞の言い訳をしてこなかったのに、濡れ衣でヒロインが信じてくれなかったと拗ねるのがおかしい。とってつけた感じで話が嘘くさくなってしまった。御大の公爵たちの話が読みたいけど、被後見人のお話が終わってからなのかな?何人いるんでしょうか!? 2016/04/16
すっちゃん
11
⭐️⭐️⭐️ 連続物の第1巻、故に説明が多いのは仕方がない。が、其れにしても、2人が結婚を決めるまでの前半が長い。後半、話が盛り上がる時に、ヒロインが自分を信じてくれないと、ヒーロー拗ねる。ジェインが、諦めず最後まで頑張ったのが良かった。最後は甘々でした。色々伏線を敷いているので先が楽しみだが、2作しかないのが残念。2018/03/13
まめもち
4
婚姻省シリーズ①。権利者のおじ様おば様が身内に都合の良い婚姻を結ばせる政治的な団体が舞台らしい。が、この組織の説明ないんでよく分からん。モンフォード公爵の被後見人ジェイン×コンスタンティン。ヒロイン亡夫の遺言でヒーローと結婚せざるをえない状況に追い込まれたヒロイン。実は善人かもと思うけど信じれない。ヒーローも弁解しないくせに信じて貰えないとショックを受けて撥ねつける。めんどくさい男だな。公爵が2人をくっつけたいのか別れさせたいのか真意が読めない。ヒロインがベットでの悦び教えてもらえてよかったよ。2017/09/09