古地図で読み解く江戸東京地形の謎

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784576130965
  • NDC分類 454.913
  • Cコード C0026

出版社内容情報

古地図・地形研究の最尖鋭・芳賀ひらくによる、江戸と東京の古地図地形図を徹底比較した超マニアックな東京散歩ガイド。

内容説明

江戸の古地図には、当時の地形までもが刻み込まれていた。古地図と現在の地形図を比較することで、約400年のわれわれの暮らしが浮かび上がる。多くのメディアにて古地図の魅力を語ってきた著者が案内する本物の古地図の世界。

目次

水道橋(寛永19年(1642)頃/明治16年(1883)頃)
丸の内・日比谷(慶長7年(1602)頃/明暦3年(1657)頃/明治42年(1909)頃/平成14年(2002)頃)
神保町(寛永19年(1642)頃/平成14年(2002)頃/嘉永3年(1850)頃/延宝年間の図/明治20年(1887))
銀座(寛永19年(1642)頃/安政6年(1859)頃/大正10年(1921)頃/平成14年(2002)頃)
人形町・元吉原(寛永19年(1642)頃/明暦3年(1657)頃/安政6年(1859)頃/平成14年(2002)頃)
西片・白山・小石川(寛永19年(1642)頃/明暦3年(1657)頃/安政6年(1859)頃/平成14年(2002)頃)
赤坂(寛永19年(1642)頃/明暦3年(1657)頃/安政6年(1859)頃/平成14年(2002)頃)
麻布(寛永19年(1642)頃/明暦3年(1657)頃/明治16年(1883)頃/平成14年(2006)頃)
六本木・元麻布(寛永19年(1642)頃/明暦3年(1657)頃/安政6年(1859)頃/平成14年(2002)頃)
芝・三田(寛永19年(1642)頃/明暦3年(1657)頃/安政6年(1859)頃/平成14年(2002)頃)〔ほか〕

著者等紹介

芳賀ひらく[ハガヒラク]
1949年仙台市生まれ。元柏書房代表取締役社長。現、之潮(コレジオ)代表。日本地図学会評議員。淑徳大学公開講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あなほりふくろう

17
はじめて向きの江戸東京の郷土史研究本であるがむしろ、こんな趣向の都内ガイドもあるよ、なノリで眺めて楽しむのが正しい。まさにブラタモリやタモリ倶楽部のノリでオッケー。都内在住だったころあちこち歩き回ったりポタリングしていたので、古地図と現在の地図を見比べつつ現在の姿を思い出しながら、懐かしい思いをしたり新しい発見をしたり。楽しかった。2013/10/06

りー

9
普段はまったく意識しないけれど、この本を通して見ると、江戸は山を削り、海を埋め立て、できた町なのだなぁと改めて思います。日比谷入江が記された1602年の地図に「こんなに江戸城近くまで海だったのか!」と驚き、それが50年後には今の丸の内へと変貌している。海の上に浮かぶ都市なんだなー、東京は。凄まじいスピードで変わり続けている都市のエネルギーを感じました。・・・で、皆様書いておられますが、読みにくい。地図を見るのに頁を戻って見ないといけないし、デザイン自体が読み辛さを生んでいる感じ。2019/05/29

たくのみ

7
タモリ倶楽部でおなじみ、芳賀ひらくさんが案内する古地図の世界。東京に残る名所旧跡が江戸の町ではランドマークだったことが浮かび上がる。坂・濠・橋など通りがかるたびに、この対比型古地図で時間旅行ができそう。2013/09/30

マギー

2
途中まで読んで長年積読だったものを、「ブラタモリ」読んだ影響で再燃して続きを読破。 江戸時代初期、幕末近く、大正時代、現代の当時に作成された大きく4種類の山手線周辺の地図を見比べ、地形、建物の変遷を考察する本。 貴重な情報、目から鱗情報が多くある。 解説を読むたびに、また、各時代を比較するために、ページをめくりなおして都度確認する必要があったため、外出先での読書が困難(おそらく、積読の原因)。2016/10/29

takao

1
江戸と平成の地図の比較2022/05/16

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