出版社内容情報
夜鷹が一刀で斬殺され、次は若い酌婦が犠牲に。
犯人の真の標的とは?
同心鬼頭龍之助の縄張内で続けて発生した辻斬り事件。龍之助はその手口から、七年前に起きたある事件に解決の糸口を見出すが……大人気シリーズ第9弾
内容説明
北町奉行所同心・鬼頭龍之助の縄張内で夜鷹の斬殺体が見つかった。その真正面から一太刀の斬り口で、犯人は武士と思われた。「夜鷹だからと虫けらのように殺した野郎、許せねえ!」龍之助は、死んだ夜鷹の仲間に仇を取らせてやろうと助っ人を買って出る。それは、宿敵・松平信定への挑戦でもあった。
著者等紹介
喜安幸夫[キヤスユキオ]
昭和19年生まれ。兵庫県姫路市出身。平成10年『台湾の歴史』で第7回日本文芸家クラブノンフィクション賞受賞、平成13年『はだしの小源太』『身代わり忠義』等で第30回池内祥三文学奨励賞受賞。日本文藝家協会会員、日本文芸家クラブ会員、歴史時代作家クラブ幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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