出版社内容情報
藩運を背負った御耳役の苦闘を描く評判の最新刊!
止むことなき越前大野藩への謀略。敵は幕府大老酒井忠清と越後高田藩家老の小栗美作。落合勘兵衛の新たなる闘い。
内容説明
越前大野藩の次期後継松平直明廃嫡を目論む幕府大老酒井忠清と、その走狗越後高田藩小栗美作による執拗な工作は、大野城下に暗殺団を潜らせるに至った。御耳役落合勘兵衛と影目付らの活躍で彼らを一掃することに成功。しかもこれは藩内の誰一人知らぬ隠密裡に行なわれたが犠牲も大きかった。が、更に新たな事態が…。
著者等紹介
浅黄斑[アサギマダラ]
関西大学工学部を経て技術系社員として会社勤務の後『雨中の客』で推理小説新人賞を受賞し、文壇デビューを果たす。次いで『死んだ息子の定期券(他)』で第4回日本文芸大賞を受賞し確固たる地歩を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Abercrombie
4
お節介にも妻敵討ちの手伝いをすることになった主人公。それに託けて、日高老人、高山道場の面々、瓜の仁助、竹下少年(のちの宝井其角)といった、近頃ご無沙汰だった登場人物たちの近況を紹介するのがメインとみた( ゚∀゚)っ))2018/11/15
さらちゃん
2
だらだら引き延ばしてるような。幕間繋ぎのような感じで。 星3つ2018/04/29
ひさか
0
15巻め。前巻でも少しダレ気味な部分がありましたが、この巻は、半分以上がチマチマした余計な話で、もっとダレました。面白くなかったです。次巻に期待します。2013/04/20