出版社内容情報
一万八千石の大名家を出た若月丹波守清胤と爺は、裏長屋で揉め事相談人に。剣の腕と気品で謎を解く。大人気シリーズ第6弾!
内容説明
長兄は信濃松田藩六万石の藩主、次兄は幕府大目付という那須川藩一万八千石の若月丹波守清胤は、故あって傳役の爺と二人で出奔、八丁堀の裏長屋にて、よろず揉め事相談で糧を得ている。札差の大店山口屋の店先で侍が割腹して果てた後、芸者の米助に書類を預けた若侍が行方不明になり、相談人らに捜してほしいと…。
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Totchang
11
シリーズ6巻目。第二話では天下の御政道を糺すため、幕閣に支配されている御庭番と対決する。第三話では大目付に働きかけて公儀隠密の通行手形まで手に入れた。いやはや。2021/04/20
カラヤ3
1
第2話で公儀お庭番が出てくるが忍者ではなく柳生流の剣客として関わってくる。第3話では左衛門の若かりし頃の武勇伝からの試合があり、腕前の強さが示された。2022/03/29
壱分銀知恵
0
#1兄ちゃんは、どう"おとしまえ"をつけた?#2米助姐さん格好いい(≧∇≦)イヨッ辰巳芸者!!#3爺さま流石!!部屋住みとはいえ一国の若様の守役だけあって強い!いままで殿と一緒に闘っていたけど、改めて感じ入りました。しかし殿さまサラっと爽やかだな。2012/10/07
つめ
0
大店のそれも呉服屋の手代が「〜でやす」なんて言うわけないし、左衛門が「やがった」なんて言うのもおかしい。あと、シゲさんって誰?金創は怖いらしいけどみんなすぐに元気になっちまって、マンガチック。2019/11/21
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