出版社内容情報
遺産目当ての卑劣な求婚者から逃れるため、故郷を飛び出したキャサリン。そんな彼女を救ったのは、秘密を抱えた独身貴族で…!?
内容説明
両親を亡くして以来、自立した人生を望み、由緒正しき館をひとりで切り盛りしてきたキャロライン。が、19歳の誕生日を目前に彼女の後見人が財産目当てで結婚を画策、危うくその身を襲われかけてしまう。危機一髪で館から逃げ出した彼女はとある酒場にたどりつき、ひとりの紳士、チルトン子爵に出会う。機知に富み、洗練された物腰の彼に初めてのときめきを感じるキャロラインだったが、後見人に居場所を知られて宿を飛び出す。しかし運命はまたしてもふたりをめぐりあわせ…。
著者等紹介
コールター,キャサリン[コールター,キャサリン][Coulter,Catherine]
1978年に作家としてデビュー。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスで一躍注目を集め、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに次々と作品を送りこむ人気作家となる。現在はカリフォルニアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
13
レガシーシリーズ②。①同様ヒロインは強い女性。①のヒロインがこっちでも宝探し(笑) ヒーローとヒロインのイチャイチャシーンが多く微笑ましい。後半に泣けるシーン有り。連続殺人犯の正体は意外な人(@_@)2022/04/14
choco
12
途中でやめようかと思ったのに頑張って読み切れて良かった♪訳が少々古臭い?っていうのとヒロインが出だしイマイチだったから?だけどヒロインの度重なる危機がホントにあぶなくって、太鼓腹のいとこおじさんに襲われた時は前半なのにもう終わったと思ったほど笑。あのシーンの描写は恐ろしかった。その後ヒーローと出会い、館の徹底的な女嫌い召使達への扱いといい、だんだんヒロインが好ましく感じてくる珍しい展開。ヒーロー、ノースは通していい奴でしたし、殺人事件やら宝さがしやら一族の謎やらいろんな要素てんこ盛りが厚みに出てます。2017/01/07
rokoroko
5
長いから、面白いのかなと思ってたら、ふふふただ長いだけ。ヒロインは若いわりに人をなぐったり噛んだり刺したりする。2時間の乗車時間忘れさせてくれたから、いいとしても、下車忘れるほど夢中にはならなかった。残念。2013/04/17
くろうさぎ
5
本当に長かった・・・。後見人は、病院にでも閉じ込めて欲しかったなぁ・・・。ヒロインがとっても前向きで、芯が強くてへこたれない、ユーモアもあるとんでもない娘でしたねぇ・・・。アリスがかわいそうだったなぁ・・・。そういえば、途中でマーカスが、今でも性分や性格は変わっていないっていってたから、相変わらず、やな奴なのね・・・。2012/10/19
みみ45
3
どーして読んでいなかったのか!?と愕然。 コールターらしい、元気なヒロインと素敵なヒーローとお互いの強く惹かれあいつつ、事件の解決という大きいテーマがあり、いろんな伏線があり、飽きずに最後まで一気読みでした。2020/03/14