出版社内容情報
元恋人殺害の嫌疑をかけられたコートニーは、新米刑事ウィルと犯人を探すことに。ひと目見て、たがいに惹かれあうふたりだったが…
内容説明
人気のない駐車場で、半年前に別れた元彼と待ち合わせしていた美容師のコートニー。だが車内で再会した矢先に突然覆面の男が乗り込んできて、元彼が射殺されてしまった!彼女はなんとかその場から逃げ出すが、痴情のもつれによる殺人として警察から疑われてしまう。そんななか刑事ウィルは彼女の潔白を見抜くも、出てくる証拠は彼女に不利なものばかり。窮地から彼女を救うべくウィルは懸命の捜査を続けるが、事件の黒幕が次に狙うのはコートニーだった…一気読み必至のノンストップ・ロマンス。2010年度RITA賞受賞。
著者等紹介
グリフィン,ローラ[グリフィン,ローラ][Griffin,Laura]
ジャーナリストとして働いたのち、2007年に初めて著書を刊行する。デビュー作“One Last Breath”が2008年のブックセラーズ・ベスト賞を受賞したのを皮切りに、2010年には“Whisper of Warning”がRITA賞(ロマンティック・サスペンス部門)を、“Untraceable”がダフネ・デュ・モーリア賞を受賞するなど、デビューして間もないにもかかわらず、多数の受賞を誇る実力派作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harutamano
10
お姉ちゃんの話では引っかきまわし役のコートニーだったけど今作では事件に巻き込まれつつ混乱していろいろやらかしつつも、お姉ちゃんには迷惑かけたくない!と頑張ったり、お隣さんの子どもの危機にガチで身体を張ったり、いい子!惚れてまうやろ〜!ウィルも真面目でいいやつ…。引っ張り回されたネイサンとアレックスの話も読みたいですなあ。2022/01/27
choco
8
途中まで、誰がヒーローなのかわからない展開。良くない傾向。一人称の切り替えが多様すぎて散漫になっちゃう。事件の起こり方は面白いんですが、ヒロインもやや斜めっぽくて好きではない。★1つ半ってところ。2016/12/27
veri
8
なぜかリズムに乗れず楽しめなかったので残念。他の方の評価が良いので別の機会に読めたら良かったかなー(´・_・`)ヒーローがヒロインに惚れた決め手があまり分からなかったのと、デヴェローとアレックスの方が気になってしまった…笑2014/11/22
uni
5
大半のロマサスはロマンス主体でサスペンスは添え物っぽいものが多いけど(それはそれで面白い)これはサスペンスの部分もなかなかだったしロマンスの部分も私的にはとても好印象だった。コートニーのお姉ちゃんの話も読んでみたい。妹とは正反対のキャラっぽいけど。2011/10/01
yura
4
これはRITA賞も納得のロマサス。ロマンス部分よりもサスペンスの方が読ませてくれるけど。ヒロインは、かなり気が強くて自分で自分の落とし前をつけたいタイプ。自分から馬鹿なことはしないしただ待っているだけの女性でもない。ヒロインの姉や、ヒーローの同僚の原作もあるそうで、読んでみたくなった。順調に翻訳されるといいなあ。2011/08/26
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