出版社内容情報
父を亡くしたメグは、スコットランドの大叔母のもとに身を寄せる途中、大雪に見舞われ、ある屋敷に助けを求めるが…新シリーズ第一弾
内容説明
スコットランドに向かう途中、メグは大雪に旅路を閉ざされ、近くの屋敷に辿りつく。そこは元英国軍人ケイド卿の屋敷だった。戦争での過酷な体験から孤独を愛していた彼は、あくまで渋々とメグの滞在を認めるが、いつしかともに過ごす時間を楽しむように。そんなある日ふたりは思いがけず甘いキスを交わしてしまう。やがて天候が回復し、いよいよ別れの日という朝、近所の噂好きの郷士が訪れる。とっさにケイドはメグを自らの婚約者として紹介すると、彼女にある提案を持ちかけ…新シリーズ第一弾。
著者等紹介
ウォレン,トレイシー・アン[ウォレン,トレイシーアン][Warren,Tracy Anne]
オハイオ州出身。長年金融業界で働いたのち、ロマンス小説家に転身。歴史に関する豊富な知識を活かして書き上げた処女作『あやまちは愛』(二見文庫)で、RITA賞最優秀新人賞を受賞する。現在はメリーランド州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
戦争中自分のせいで惨殺された婚約者一家の思い出と、拷問の傷に苦しんで隠遁生活を送る男子と、そんな彼の屋敷に吹雪からの避難を求めて飛び込んできた美女のロマンスです。後半は彼を拷問にかけた残忍な同国のスパイが再浮上し、復讐劇(ロマンスのスパイスなのを忘れないように)が繰り広げられます。よく書かれた娯楽ものです。続きはあっかるい弟さんな模様。私的には男子の妹の少佐との恋が気になるな~。2017/10/24
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
26
バイロンシリーズ第1弾。バイロン家の人達は、みんなとても良い人達で、読んでて優しい気持ちになれた。今回のヒーローは、二男。ロマンスは勿論、サスペンスも少し有り、面白かった。ラストはキュンキュン(☆∀☆) 読了後は、幸せな気分に(^з^)-☆2017/05/04
イヴ@乗馬に夢中
20
好き(◍˃̵ᗜ˂̵◍)!!バイロン家1、次男ケイド×逃げてきたメグ 良かった!戦争後遺症と婚約者を亡くし苦悩するケイド。ケイドを助けようとするメグ。ヒロインが良い!優しいし素直。ヒーローの家族も曲者が多いけど良い人だし好き!ケイドが抑えていても嫉妬全開でメグに近づいてくる人を追い払うとこなんかキュンキュン❤メグがねケイドの告白を聞いて(幸せすぎて泣いてるの)と答えるとこなんか、涙、涙。幸せで泣ける事なんかそうそうないからね。憎しエヴェレットよ、地獄に落ちろ!って感じ。2人の心理描写が上手い!再読決定 2018/09/19
Miyuki_fsog
19
ヒーローの心と身体にキズを負った出来事に読者のこちらまで落ち込む(。>д<) 訳あって婚約者のフリをしたH/H…ヒロインに近寄る面々に嫉妬するヒーローが微笑ましかった❤ ラスト、ヒーローの愛の告白にウルっとしてしまった( ;∀;)2018/06/29
じょう
16
バイロンシリーズ1作目。旅の途中で大雪にあい、ヒーローの屋敷に辿り着くヒロイン。滞在を隣人に目撃され とっさに婚約者と紹介してしまいます。・・・のは仕方ないとして、社交界でヒロインの結婚相手を探すのに、2人は婚約してるという設定はちょっと難しいのでは~。ヒロインといちゃいちゃさせる為の設定なのかな~。ヒーローが戦争中に負った心の傷が癒されてよかったです。2015/02/09
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