出版社内容情報
世界中のサイトに伝わる民話は子育てに大切な考え方そのもの。ベストセラー『子どもの心のコーチング』の著者が贈るメッセージ絵本。
内容説明
結局、問題はひびではなく、そのひびが与えられた使命に感謝しないことです。まるでそれが罪であるかのようにいわれるわたしたちの欠点、子どもたちの欠点は、それがあるからこそ誰かを幸せにできる特徴なのです。子育て中のすべての親へ、かつて子どもだったすべての大人へ。
著者等紹介
菅原裕子[スガハラユウコ]
NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事。有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。社員一人一人の能力を開発することで、組織の変化対応力を高めるコンサルティングを行う。仕事の現場で学んだ「育成」に関する考えを子育てに応用して「ハートフルコミュニケーション」を開発。全国のPTAや地方自治体主催の講演会やワークショップで実施し、好評を得る。2006年NPO法人ハートフルコミュニケーションを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
52
子育て本だけど、ひびわれ壺は私だ。ひびわれているあるがままの自分を受け入れ、罪悪感を持つのではなくそのひびからもれる水で育つ種をまくこと。うん、いい絵本です。2016/08/08
二戸・カルピンチョ
19
インドに伝わる民話を翻訳したものと、解説。人の個性「ひびわれ」は、嘆くことより、輝く為に使える。ありのままの自分を愛して、ありのままの子供を愛して、ありのままの親を許す。ひびわれから漏れた水は沢山の花を綺麗に咲かせた。欠点が誰かを笑顔にすることもある。民話自体がとても素敵です。解説も、まあまあ素敵です。2016/03/16
左端の美人
17
完璧な壺でなくてもいい。ひびがあるからこそできること、与えられることがある。なにを持っているかよりどう使っていくか。2018/01/19
左端の美人
14
親の本当の役目について教えてくれる本です。ひび割れを埋めること、完璧であることばかりの自分のパラダイムが変わりました。「結局、問題はひびではなく、そのひびが与えられた使命に感謝しないことです。まるでそれが罪であるかのようにいわれるわたしたちの欠点、子どもたちの欠点は、それがあるからこそ誰かを幸せにできる特徴なのです」2015/08/25
ルル
11
素敵な本です2016/02/28