出版社内容情報
冷酷無比な闇の商人ドレイクを怖れさせるものはこの世になかった――美貌の画家グレイスに会うまでは。濃密な世界を描くラブロマンス
内容説明
ニューヨークのレキシントン・アヴェニューに面したアートギャラリー。若き女流画家グレースは、隔週ごとにここで新作の絵画を展示していた。その絵を鑑賞するため、身元を隠しギャラリーを訪れる男がいた。人並みはずれた頭脳と強靱な肉体をもち、武器の取引きで巨万の富を築き上げたドレークだ。その男のただ一つの弱点―それがこのギャラリー通いだった。そんな折、ドレークからある情報を得ようと、武装した屈強な男たちが店内でグレースを人質にしようとするが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
読むタイミングが悪かった…現在のロシアとウクライナの状況を見ていると、設定が痛々しすぎて正直楽しめませんでした。国際武器見本市が日本で開催されたときの背筋が冷たくなるような感覚。より複雑に進化していく武器…使用するどちら側にもそのせいで苦しむ人がいることを、開発者は本当に理解しているのかな…と悲しくなりました。…結局密告者の彼はどうなったの?2022/03/27
イヴ@乗馬に夢中
18
Dangerous3、女流画家グレース×武器商人リッチなドレーク。シリーズの中で1番好きです。冒頭からドキドキしっぱなし。絵画と美人さんに一目惚れしたドレークがグレースの絵を全部買って、いつもこっそり覗き見。ドレークには敵多しなので、グレースも命が狙われてそりゃ大変だ!みたいな展開、もちろんHOT多め、サスペンスは前作よりしっかりしていた。なんといってもエピが良かった。ラストは逃げきれるか心配だったけど、良かった。短めの内容だし一気に読めます 2018/04/02
サラン
15
★5 やっぱり面白かった!「危険すぎる恋人」でチョイ出の億万長者の武器商人ドレークと美しい貧乏画家グレースの運命的な恋。人間兵器並みの肉体を持ち弱味がなく鉄壁のガードで面会する事さえ難しいドレークが初めて心を惹かれた女性。グレースの姿を見る為月に2度裏路地で護衛もなしにひっそりとギャラリーを見つめて、しかも1年。案の定敵にグレース囮に襲われて自分の根城に匿う事になるのだけどそこからドレークの苦悩が始まるわけで‥ドレークの、全てにグレース至上主義ってとこが良いわ❣️美女ヒロイン×屈強ヒーロー→2020/11/23
だむ
14
デンジャラスシリーズ③。ハラハラした。敵の攻撃が半端ない。ヒロインがトラウマになるレベルだと思う。もちろん今回もロマンスはドキドキだった💕︎ ヒーロー脳内エロ妄想にクスリと笑えるし、お約束?の「3つ手があれば」もパワーアップしててニンマリ♡ でも「あなただったのね」「そうだ」の肖像画のくだりはいまいちピンとこなかったかな。終盤ヒーローが涙を流すシーンは印象的。エピローグも良かったなぁ。このシリーズはH/Hがみな似ていて、シチュを変えて3度楽しめた感じ︎だった💕︎ 他の作品も読んでみたい♪2020/06/06
Masami🖤
13
デンジャラスシリーズ第3弾。世界的な武器商人、ドレーク&画家、グレース❤1昨目にも登場していたドレーク…すっかり存在を忘れておりました(¯∇¯٥)(笑)巻頭から銃撃戦の生々しさ&臨場感、緊迫感がありつつ、二人のホットシーンも満載…さすがリサマリ先生‼ドレークがダークなお仕事なので自制心も頭のキレもピカイチなのに、グレースに対しては心身共に自制心は全くない‼ってほど頭の中がグレースだらけ…そんなギャップがこれまた良かった(*//艸//)♡追伸:ドレークの体毛は針金級らしい…(笑)2017/04/07