内容説明
松平定信が老中首座となり、田沼意次一派は一掃され、幕閣と幕政は一新された。定信は学芸、武芸の古流を愛し、定型の乱れを嫌う。そんな折、御庭番宰領で無外流の鵜飼兵馬に定信公からお召しの声がかかった。それが矢竹一本で、古流の正統鹿島新当流の達人小田との立合いになるとは兵馬は知るよしもなかった…。
著者等紹介
大久保智弘[オオクボトモヒロ]
1947年、長野県に生まれる。立教大学卒業後、都立高校で教鞭をとる。『水の砦―福島正則最後の闘い』で、第5回時代小説大賞を受賞し文壇デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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