内容説明
特殊能力を使って凶悪殺人犯の追跡を完了したレイヴンは、休暇で人里離れたカルパチア山脈に来ていた。ある夜明け、あまりに強い孤独を抱える存在に気づき、思わずテレパシーで接触を試みたところ、なんと相手は何百年も続く謎の種族“カルパチアン”の君主ミハイルだった。彼女こそがライフメイトと確信したミハイルに対し、その傲慢で尊大な態度に反発するレイヴン。しかし、やがてお互いに求めずにはいられなくなり…謎につつまれた闇の種族の物語。“パラノーマル・ロマンスの女王”の大人気シリーズ開幕。
著者等紹介
フィーハン,クリスティン[フィーハン,クリスティン][Feehan,Christine]
1999年に作家デビュー。処女作の『愛をささやく夜明け』は同年のParanormal Excellence Awards in Romantic Literature(PEARL)で新人賞を含む3部門を受賞。シリーズは現在までに20作刊行されており、読者の絶大な支持を得ている。また、2007年には“Dark Hunger”がコミック本としても発表された。夫と11人の子供とともにカリフォルニアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや
5
久々の懇願ヒーロー。これでもかこれでもかと懇願。まぁ、今までの人生考えたらようやく巡り会えたライフメイトを失うわけにもいけないから、その懇願もわかる。わかるけど、私はヒロインは苦手部類かも。もう、いい加減にしいよ、と言いたくなったこと数回。そして、ヒロインは引っ張るだけ引っ張ったにも関わらず、あっという間に気持ち替え。さっきまでの頑固さは?えっ?って思ったこと数回(笑)2010/03/30
ばんび
3
カルパチアン一族。2019/01/28
ぱでぃんとんⅡ
3
設定は面白かったし、続きが気になるのでサクサクと読み進めましたが、面白かった!次も読みたい!という気持ちは薄いかも…。でも、他のヒーロー候補がライフメイトを見つける話は読んでみたいなぁ。2011/05/22
hitomi
3
★☆ ストーリーが面白そうだったから買ったけど、どうしても遅々として進まず途中で挫折。主人公がどうしても好きになれなかったのもその要因かな・・・
romance_holic
2
この作品、ツボでした~! ヒーローとヒロイン、2人の絆が出来上がっていく心の交流と、ホットなシーンが作品のかなりの割合を締めていますが、敵対する存在とのスリルある展開もあり、読み応えありました☆ そしてヒーロー予備軍もいっぱい。ヴァンパイア伝説をひねった独自の設定も面白く、か弱い女性の願望をすべてかなえるようなカルパチアン族の掟が美味しい。洋書ではこのシリーズ、20冊も出版されているようですが、その人気も納得。2010/03/22