内容説明
いま世界で注目される若手建築家たちの傑作をご覧あれ。
目次
海外篇(島の牧場(アイスランド)
ブリキの家(南アフリカ共和国)
ローリング・ハット(アメリカ) ほか)
日本篇(現代版・縦穴式住居(広島県)
田園の棲み家(広島県)
モザイクの家(東京都) ほか)
森の棲み家(櫓の家(フランス)
木のティールーム(ドイツ)
森の隠れ家(ドイツ) ほか)
著者等紹介
黒崎敏[クロサキサトシ]
建築家、一級建築士。1970年石川県金沢市生まれ。1994年明治大学理工学部建築学科卒業後、工業化住宅の新商品企画開発に従事。住宅のマーケティング、企画、設計、開発、広告、ブランディングに携わる。2000年APOLLO一級建築士事務所設立現在、代表取締役、日本大学理工学部非常勤講師都市住宅や集合住宅を中心に、国内外で別荘、オフィス、ホテル等大小様々な建築を手掛ける一方で、都市や建築に関する本も執筆。代表作に「SEVEN」「JARDIN」「TEPE」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
38
図書館本。最初にバーンと出てくる ギリシャ サントリーニ島の海の玄関は、インパクト大です!こんな場所に玄関を置こうと思ったセンスに脱帽です(*^ω^*) 日本にも素敵な建築が沢山あります。普通の感覚で言えば変わった家。どんな人が住んでいるんだろう?2017/12/05
ジョニーウォーカー
15
前作『可笑しな家』は建物自体に面白味があったが、続編となる本書はそのロケーション込みで見てほしい。緑の孤島にぽつんと建つ一軒家と放牧された羊たち、夕焼けのサボテン荒野に映える幌馬車型ハウスなど、周辺環境との調和まで考えつくされた“極上住宅”が満載なのだ。しかしコレ、もしはじめて地球に訪れた宇宙人が最初に目にした一軒だとしたら、さぞブッたまげることだろう。「この惑星の住人は、皆“マイホーム”という呪縛にとらわれて生きている。ただ…この惑星の住宅にはどこか“夢”がある」なんて。2010/03/26
りー
14
甥っ子・姪っ子に送った「可笑しな家」の続編。住居って本当に面白い。今回も、世界各国の「なんじゃこりゃー」住居が沢山詰まってます。一番お気に入りなのはオウム貝の家。こんな家で育った子どもは、色々なものにとらわれない子になりそう。日本の縄文式住居もなかなか。半地下空間が落ちつきそう。そして、一度は誰もが考えたことのある「レゴの家」本当にやっちゃった人がいるのか!“家”の可能性を楽しく教えてくれる本です。2020/03/08
ふろんた2.0
14
意外と日本の家もあるのがいい。ただ住宅密集地にあるので、存在感が明らかにおかしい。夢の棲み家は広大な土地の購入から必要なようだ。2014/05/01
書の旅人
11
私のモットー『広く、浅く読む』故に、読みたい本は膨大な量。だから古本屋は宝島であり、はしごは冒険です。静岡からの帰り道、深夜0時まで開店していて、夜ならばトラックでも寄れる店は、正にオアシス!そこで遂に出会えました。鼻唄まじりにスキップしたくなる気持ちを抑え、9冊抱えてレジへ。落ち着いてから、缶珈琲片手にダバダ〜と頁を開けば、もう夢世界です。私も今、長年の夢が叶い、借家ではありますが、好きな様にして良いそうなので、早速、構想を練り始めました。遊びに来てくれた子どもたちの、賑やかな笑い声が響く家を目指して!2017/12/06