内容説明
パリ留学の夢を捨てて故郷に戻り、図書館司書をつとめるチャリティ。彼女の気晴らしは、最近引っ越してきたロシアの小説家ワシーリィと交わす文学や音楽の話だった。そんなある日、図書館に投資先の資料を求めて、ひとりの魅力的な男性が現われた。荒々しくも繊細なニックにチャリティはたちまち心を奪われ、その夜に結ばれる。しかし彼女の前に現われたふたりの男、ニックとワシーリィはそれぞれに危険すぎる秘密を抱えていた…。ロマンスの新たな地平をひらく意欲作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
この作家さんのテンプレートは巨悪と闘う正義、一目ぼれ、避妊なしセックス、妊娠、そしてすごくあっけない巨悪の崩壊…今回も同じなんですが、悪役がすごく良い味を出していて切なかったです。人が魂をなくすにはやっぱりそこに何かがあるわけで、今回の悪役の壊れっぷりは本当にかわいそうでした。アメリカでの話なのに、結構ヨーロッパの香りがするのもこの作家さんの面白いところですねえ。2016/11/05
だむ
14
デンジャラスシリーズ②。すっごく面白かった~︎!ヒロインを一途に愛するヒーローに胸キュンでした♡ 今回のヒーローは覆面捜査官。任務でヒロインに近づき恋に落ちちゃう。出会ってすぐからの数々のホットシーンにはドキドキしまくり︎💕︎💕 任務を終えても彼女の前から去れず、冷静沈着だったこれまでの彼とはあまりにもかけ離れた行動に出る。全ては彼女を守るため。深い愛。屈強なヒーローがヒロインをめちゃくちゃ愛するお話は読んでて本当に幸せになれます♡ 次も楽しみ♪2020/06/02
Miyuki_fsog
13
めちゃ面白かったぁ~(≧∇≦)サスペンス感もしっかりとドキドキさせてくれたし、ホットシーンのラブラブ感も決してエグくないのに濃厚で、羨ましくなるよーなステキなヒーローとヒロインでした❤時々、ヒーローがヒロインにするウインクがキュンキュン物でした(σ≧▽≦)σ❤2016/09/27
アカツキ
12
デンジャラス2作目。病弱な伯父と伯母のために故郷に戻って図書館司書をしているヒロインは適当なデート相手もおらず、ロシアの有名作家ワシーリィとの会話を楽しみにしていた。そんなある日、ヒロインは資料を探しにきた株式仲介人ヒーローとその夜のうちに結ばれる。しかし、ヒーローとワシーリィ二人には別の顔があって…。うーん、刺さらなかったなぁ。仕方ないこととはいえ、ヒーローに振り回されてヒロインが可哀想だったな。H/Hよりワシーリィやコンシュエロの方が印象に残る。2022/03/15
Masami🖤
12
デンジャラスシリーズ2作目(^^)覆面捜査官のヒーロー、図書館司書で健気なヒロイン、そして怪しい敵…。個人的には前作よりこちらの方が好き(*´ω`*)ヒーローが特殊部隊出身ということもあり時折描写がグロくてその場面だけ流し読み(((^^;)出会ってその日に恋に落ちた二人のメロメロ&ラブラブ状態には読んでてこちらが恥ずかしくなっちゃう(///ω///)♪後半、ヒロインの切ない心身状態、そしてまさかの事態に一喜一憂(>_<")最後のエピローグ、読んでて感動&ホッとしちゃいました(*^^*)2016/07/13