内容説明
「あたしのって、すごく変わっているの。肛門のまわりをぷにょぷにょしたものが囲んでるから“カリフラワー”って呼んでる」―そんなヘレンは18歳。ヘアーの処理に失敗し、大量出血で緊急入院。介護士のロビンに術後の肛門の写真を撮影してもらい、アナルのめくるめくような快感を語る風変わりな入院生活が始まる。女性の「湿ったところ」を自由奔放に、かつ冷静にあますことなく書き尽くし、ドイツで一大センセーションを巻き起こした、“タブー”に挑む話題沸騰のデビュー作。
著者等紹介
ローシュ,シャーロッテ[ローシュ,シャーロッテ][Roche,Charlotte]
1978年イギリス生まれ。エンジニアであるイギリス人の父と、活発に政治・芸術活動をするドイツ人の母を持つ。ドイツで作家、歌手、レポーター、女優など多方面で活躍しているマルチタレント。デビュー作である『湿地帯』は出版されるとたちまちベストセラーに。その過激ともいえる描写のため各メディアでセンセーショナルに取り上げられ、物議をかもした。離婚した夫との間に娘が一人いるが、その後再婚している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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schizophonic
1
痔病のため(←誤字にあらず)入院した女子高生がえんえんと繰り広げる下の話。もうバカすぎて愛おしくなっちゃうよ2010/06/18
すらっぱ
0
うんこみたいな小説だった。というかうんこそのもの。朝起きてすぐの一杯は、生理中の自分の血で決まり!朝食はオリモノ!デザートはウンチ!うーん、おいしい!他人のハナクソぺろぺろ! オレはエロイのを期待して読んだのに、まったく方向性が違った。飛行機だと思って乗り込んだら、潜水艦だった感じ。猛烈なスピードで、この世の深海に到着してしまった。ここはマンカス地獄の3丁目だぜ!ヒャッハー! これがドイツのベストセラーって…ドイツ人は未来に生きすぎだわ。 2013/11/21
tai tai
0
ドイツでベストセラーになったらしい。かなり開けっぴろげな痔もちの女の子のお話。ロビンはいい人。2013/03/04
丰
0
「またやってくれる?」2009/11/28