内容説明
三代将軍家光の世、九州南部から琉球国にかけて、島津、イスパニア、キリシタンたちを巡って何か途轍もないことが起こりかけている。秀吉の遺児にして加藤清正の猶子(養子)波芝信十郎は、二年ぶりに帰った故郷の肥後を天下騒乱の発火点にするわけにはいかない。菊池ノ里の頭・菊池彦として大隠謀に立ち向かう。
著者等紹介
幡大介[バンダイスケ]
1968年、栃木県鹿沼市生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒。テレビ局嘱託職員を経てCM製作会社に勤務。イラストレーターとして広告に挿絵などを描く。1995年より文筆業に手を染める。フリーライターとして実録物など、数々の媒体に書きなぐる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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