内容説明
店舗数の拡大や収益の増大の裏で、スターバックス躍進の核心であった「味へのこだわり」「店舗の個性」など失われたものも多い。利益追求のあまり均質化し、個性がなくなってしまった。そのため他社との差別化もなくなり、容易に真似をされるようになったのだ―マクドナルドなどによるスターバックス包囲網や世界同時不況のなかで生き残る道はあるのか。
目次
大胆な試み
第1部 マーメイドの隆盛(ラテ登場前;カフェイン好き;セイレンの歌声;リヴァイアサン)
第2部 反響(コーヒーの嵐;フェアトレード;カップの中身;グリーンエプロン軍隊;シアトルの植民地)
最後の一滴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
27
「グランデ」とかは、スターバックス語だったんだなーと理解した。 それにしても、成功者は激しい人が多いなぁ。自分はボヤボヤしながら、おこぼれを頂きながら本が読めればOK アメリカの海にはカフェインが溶けている。2016/10/25
tegege
1
超速読。スタバのチェーン展開を文化破壊ととらえる一方で、画一個性ゆえに既存店と共存、の視点が新鮮だった。ユーモアたっぷり、情報量たっぷりの文章で読み物として楽しい。改めてちゃんと読みたい。2012/10/08
えーたろー
1
小売業について知りたいなら良いのだとは思うのですが、興味を持っていなければ読むのがつらい本だと思います。2010/08/30
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
◎…スターバックスは店舗拡大の結果、何をうしなっていったか、それがよくわかる本です。2009/06/16
榊原 香織
0
面白かった。特にコーヒーの歴史2020/01/10