目次
月への誘い
1 闇を照らす光
2 夜の女王
3 月光の不思議
4 月の周期
5 月面世界
6 人類、月へ
7 未来の月計画
著者等紹介
カーロヴィッツ,マイケル[カーロヴィッツ,マイケル][Carlowicz,Michael]
1969年生。科学少年はのちにサイエンス・ライターとなる。地球学、宇宙学を専門とし、太陽や宇宙の気象に関する書籍などを執筆するほか、ウッズホール海洋研究所の書籍出版にも携わっている
松井貴子[マツイタカコ]
1971年三重県津市生まれ。慶応義塾大学文学部卒業後、出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョニーウォーカー
18
読友推薦本。これまで月という星が人類からいかに愛され、そして畏れられてきたのかがわかる、壮大なる愛のアルバム。自分も、太陽と月とどちらが好きかと問われれば、間違いなく月を選ぶ人間だ。けれど地球から月までの距離は約38万4,000キロ。これは人間が一生のうちで自動車や飛行機も使って移動する距離よりもはるかに長い距離なのだとか…。この先テクノロジーはどれだけ進歩するのだろう。死ぬ前に一度くらい行けるだろうか。今年の中秋の名月は10月3日。ひとまず本書を片手に、まだ見ぬ大地に思いを馳せてみたい。2009/09/25
Misa
12
「心づくしの秋はきにけり」の月の和歌に触れる機会があり、この本が思い浮かびました。月を見ると千々にもの思いをしてしまう人は、ぜひ手に取って欲しい。月の魅力に心惹かれます。著者のナビゲートは、月に関する興味深いエピソードや美しい写真を織り込んで語られ、サイエンス本なのに読みやすいのです。見上げる月のどこかに、オリーブの枝を象ったブローチがおいてあるなんて…2013/08/24
塩崎ツトム
9
一種の写真集だけど、内容は月の見える地球の風景から、アポロ計画までひたすら豊富。なかには初めて撮影された月の天体写真なんてのもある。「月」に対するビジュアル的イメージがドンドン膨らむ。ここまで写真資料が充実していて、お値段なんと1900円。やっすい。2015/03/21
たちばな ますみ
8
ゆめわかばさんの感想を読んで、私も! と思って読んでみました。1枚1枚、月の写真を見ているだけで、涙が出て来そうになります。それでいて、心の奥底が、ざわつくのはどうしてなんでしょう?(詩人・たちばな(笑)2010/09/24
あおいたくと@灯れ松明の火
5
写真などだけ再読。ほとんど月のことだけについて語られている。絵やイメージCGもあって写真だけではないので、そこが良くもありちょっと違和感も感じたり。海外の風景写真が沢山あり、日本国内には無い美しさを堪能できるのが魅力的。2015/01/06
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