ぶっちぎり少年院白書―元暴走族の新聞記者が描く、バリバリ体験記

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784576080178
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

年少はキツかあ、ばってん…ここがオレたちヤンキーの学び舎たい。

目次

第1章 純粋な博多ヤンキーたち
第2章 逮捕
第3章 鑑別所
第4章 恐るべき少年院生活
第5章 中間期教育といろいろな失敗
第6章 出院準備から世界へ出るまで

著者等紹介

吉永拓哉[ヨシナガタクヤ]
1977年福岡県生まれ。「サンパウロ新聞」福岡支局長。中学時代はヤンキーで、暴走族副総長として暴れていたが、19歳で少年院送りに。退院後、新天地を求めて南米大陸を放浪。エクアドルのバナナ農園、ペルーの民芸品店、ブラジルのラブホテルなどで働く。2004年にブラジルの永住権を取得し、ブラジルの邦字新聞記者となる。現在は地元福岡で「サンパウロ新聞」福岡支局長をやりながら、元ヤン・イラストレーター、コラムニストとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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西澤 隆

2
絵本作家よしながこうたくの「ぼくの兄ちゃん」の裏事情のような彼の兄貴の話。正直なところ少年院に入るまでの序盤の話はかなりイヤイヤ読んだ。僕も身内に悪かったヤツがいるからわかるけれど、本人たちは自分たちなりのルールに則ってやっていたとしても、そのはた迷惑さのせいでひどい目にあった周りの人たちはたくさんいるわけで、それが想像できるだけに笑って読み流すにはかなり抵抗があった。結果として彼は、時にびしっと無理矢理問答無用でなにかさせられる体験はかなりヒトを変えるという認識に至ったようでそれはなにより、かな(笑)。2014/08/21

JunTHR

1
元暴走族、少年院上がりの著者が少年院の経験を、ただひたすらにアレがあったコレがあった、あんなヤツがいたこんなヤツがいたと、何の反省・分析なく回想。まぁ美化されていないともいえて、それが逆に清々しい。少年院を退院後、父親からの強制で南米放浪して、ブラジルで記者の仕事に就くという謎の経歴。まぁヤンキーとか暴走族とか少年院っていう自分の全く知らない世界を知るという意味では面白い。2012/05/06

Gen Kato

0
不良少年のやんちゃ話。ユーモアのセンスが救いです。著者の方は更生しておられるようで本当によかったと。2014/05/04

saku_taka

0
10代のときに、暴走族に所属し、覚せい剤により少年院に入った、新聞記者(ただし海外の)による体験談。おしなべて明るく書かれているが、現在の「成功」あってこそだとは思う。しかし、少年院に入った、あるいは入りかねない人たちを、内側から表現されることはあまりないだろうし、貴重なものであるように思う。ヤンキーは体力があるわけではなく、ヤンキーとチーマーの戦いがあるということが面白かった。2012/09/08

おにに

0
軽い文体に賛否両論ありそうだけど、単純に読みやすい2009/02/13

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