内容説明
17歳の若さで家督を継いだ、美しき女伯爵エリザベス。気高い心と不屈の炎をうちに秘めた彼女であったが、破産寸前の伯爵家を守るため、後見人の叔父にむりやり3人の花婿候補を決められてしまう。そして、そのなかにイアン・ソーントンの名を見つけたとき、彼女の心は屈辱に打ちふるえた。2年前、心ない噂が広まったためにエリザベスは社交界を追放されたのだが、イアンはまさにその醜聞の元凶となった男。しかし領地ヘイヴンハーストを守り抜くためには、彼のもとを訪れる以外に、彼女の行く道はなかった…。
著者等紹介
マクノート,ジュディス[マクノート,ジュディス][McNaught,Judith]
83年に作家デビュー。それより以前は映像製作会社やラジオ局への勤務、会社経営など、ビジネスパーソンとしてのキャリアを長く積んでいた。英国の摂政時代に題材を取ったヒストリカルロマンスの草分け的存在として知られ、20年以上の作家活動を経た今では、ロマンス界で不動の評価を確立している。3度の結婚を経験し、今は多くの子と孫に恵まれている。テキサス州クリアレイク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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