内容説明
国民のほぼ全員が幸福と実感する国ブータン。「ひとなみ」を気にすることなく「自分なり」を追求できる。物質社会・競争社会に溺れる現代人必読の書。
目次
第1章 国民総幸福量
第2章 時の感覚
第3章 先人の教え
第4章 発想の転換
第5章 常識を見直す
第6章 小国の知恵
第7章 ロハスな生き方
第8章 桃源郷の変化
著者等紹介
平山修一[ヒラヤマシュウイチ]
GNH研究所代表幹事。1966年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学科卒。ブータン王国での青年海外協力隊等を経て、現在はタイ王国内務省地方自治体振興局において国際協力機構(JICA)長期専門家(自治体間協力調整専門)。(株)CSJ企画・調査部研究員。大東文化大学人文科学研究所兼任研究員。一級建築士。開発技術学会、環境福祉学会、環境社会学会会員、日本島嶼学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sanchai
5
エッセイ集。あまり分析的ではなく、著者が現地に住んで体験してきたブータン人の行動様式を、多分に想像を加えて書かれている。「幸福」の国は一部の責任感の強い人の「無理」のお陰で成り立っているんだなというのが率直な感想。2016/04/22
成田雄一郎
0
いろいろと考えさせられる内容でした。是非一度行ってみたい国の一つ。2014/03/16
ほりさえ
0
ブータン・・国王、仏教、国民総幸福・・そんなイメージしかなかったのですが、おかげで楽しく入門できました(^^)貨幣を多く持たずとも自然と笑顔いっぱいのくらし、月並みな言い方だけど今の日本とは正反対。周辺の国々に惑わされず、ブータンの持つ豊かさを守るためにユニークな国策を練る国王(先代も)に敬服!2011/11/27