内容説明
パリの地下墓地で恐ろしい体験をしたケイトは、今度はイスタンブールでも二重殺人があったことを知る。使徒ガマルお気に入りの地だ。ケイトは上司の許可も取らず、単身イスタンブールに飛ぶ。その過程でも次々と殺人事件が起こり、ついには彼女自身の命も危うくなり、驚くべき真相が明らかになる…恨みと憎しみが重なり合って禍々しい殺人の連鎖を引き起きしていく超一級のサスペンス。
著者等紹介
ミード,グレン[ミード,グレン][Meade,Glenn]
ダブリン在住。海軍勤務の後、電子工学を学ぶ。フリーのジャーナリスト、パイロット養成の仕事等に従事した後、現在は作家として活躍している。1994年に『ブランデンブルクの誓約』で作家デビュー。第2作の『雪の狼』が世界各国でベストセラーとなり、一躍脚光を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Steppenwolf
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            上巻より評価を上げた。うまくだまして話を引っ張っていると思う。猟奇シーンは極力押さえられている点もいいと思う。2008/06/11
          
        よっちゃん
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            犯行現場の広がりは国際的だが「恨みと憎しみが重なり合って禍々しい殺人の連鎖を引き起こしていく」このストーリーでは『雪の狼』のようなスケールにはなっていない。 トマス・ハリス『ハンニバル・シリーズ』的サイコサスペンスであり、ジェフリー・ディーヴァー『ライム&サックス・シリーズ』的ジェットコースター追跡劇である。 『地獄の使徒』か。わかりやすいけど、気が引けるタイトルだな。古めかしいですね。大昔の少年雑誌にはこの手のタイトルがよくあったが………。  寝苦しい真夏の夜にさらりと読むにはいいかもしれない。  2007/07/27
          
        にま
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            ケイトが事件の犯人ではないかと、疑う同僚に執拗に追い詰められると、同時に真犯人からも追われるケイト。こういう小説ではお約束のように、手助けしてくれる格好いい同僚もいます。そして、明らかになった事件の真相。細かい事を気にせずに一気に読むのが○2009/06/06
          
        



