内容説明
目の前にいる人が、どの程度田舎者であるかを見抜き、その人の基本的な行動パターン、考え方がわかれば、それに合った対応をしてビジネスチャンスにつなげる。それこそが、現代の知的な人間のビジネススタイルだ―人間への観察力を磨き、自分の人生を切り開くための手引となる知的実用書。
目次
第1章 混じりけなしの田舎者(混じりけなしの田舎者;親切の押し売りをする ほか)
第2章 都会人気取りの田舎者(都会人気取りの田舎者;上昇志向が強い ほか)
第3章 田舎に戻れない都会人(田舎に戻れない都会人;転職願望がある ほか)
第4章 都会生まれの田舎者(都会生まれの田舎者;派閥意識が強い ほか)
第5章 どこから見ても都会人(どこから見ても都会人;他人に干渉しない ほか)
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
作家。京都産業大学文化学部客員教授。「白藍塾」塾長。1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、立教大学大学院博士課程修了。フランス文学・アフリカ文学翻訳のかたわら、小学生から社会人までを対象とした小論文指導に携わり、通信添削による作文・小論文の専門塾「白藍塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
め
1
一定層にいるあるタイプのことを詳細に書いてあって有難かった。2024/10/11
イブスキ シンイチロウ
1
いわゆるジェケ買いです(笑)花くまゆうさくのイラストが”ヘタウマ”な感じでとてもいいですね。肝心の内容は、人の観察力を磨くことで、その人なりのコミュニケーションを心がけることで、ビジネスシーンに活用できるのでは?というものでした。本書では、田舎者と都会人には大事にしていることが違うことを記されていました。明確な分析結果というより、エンタメ系に近い読み物といったところでしょうか。思わず噴出してしまうものもあり、カバーのイラストが好きなら買いです。2011/01/10
Hiro
0
普段からこの類の話をよくする方だが、この本の内容は深く共感できるところもあれば、あまり理解できずツッコミを入れながら読んだ部分もあったりと。。まあ面白かった。2017/08/23
mari
0
なかなか面白い分け方~。いろんな顔を思い浮かべてニヤリと。2012/01/22
mimiko
0
あー、当たってる、これはあの人、こっちはあの人と当てはめながら読了。私ゃ田舎に戻れない都会人だなと思っていたら最後の最後で登場した都会人の章が1番しっくり。今や田舎に住んでるけどねー。こういう分類で人を分析するのは面白いな。田舎度で温度差が出ることってあるある。花くまゆうさくのイラストもいい感じ。2011/05/01