内容説明
敏腕女性記者にある日届けられたのは、全裸の男の死体写真と一房の髪。死体の足の裏には、緋色の「1」が…。その数字が暗示するかのように第二、第三の写真が次々と届けられ、死体なき連続殺人の様相を深めていく。そんな折、精神科医のモーガンは、ある秘密サークルを主宰する女性たちの集団セラピーを受け持ったが、彼女たちと被害者全員に秘められた繋がりがあることを知ってしまった。捜査を担当する刑事のノアとともに、モーガンもまた事件の渦中へと深く巻き込まれていく―。
著者等紹介
ローズ,M.J.[ローズ,M.J.][Rose,M.J.]
シラキューズ大学美術学部を卒業後、広告業界で活躍。1998年に自作小説を複数の版元に持ち込んだが採用されず、ウェブサイトを立ち上げてダウンロード販売を始める。それが評判を呼び、新聞・雑誌で取り上げられたのち大手出版社との契約に至り、7カ国で翻訳出版されて一躍人気作家の仲間入りを果たした。ロマンス・ミステリ界での評価も高く、2005年には『ロザリオの誘惑』(二見文庫刊)がアンソニー賞最優秀ペーパーバック部門にノミネートされた。現在は夫とともにコネティカット州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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