目次
序章 太平洋戦争開戦の謎
第1章 真珠湾攻撃大成功への疑問
第2章 南方戦線の「勝利」に隠された謎
第3章 太平洋戦争のターニング・ポイント
第4章 地獄の戦場を生んだ無能指導者の謎
第5章 絶対国防圏の崩壊、滅亡への大消耗戦
第6章 敗北を認めない無責任体制
著者等紹介
出口宗和[デグチムネカズ]
1945年、大阪生まれ。立命館大学大学院で故三田村泰助先生に師事、東洋学を学ぶ。歴史出版関係の編集者、筑波博、花博等のプロデューサーをへて、現在、市民塾で東洋学を講義。趣味は、釣りに、落語にタイガース。関係著書も多数あり。多摩市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ドル箱
9
さて今回は「真珠湾攻撃」だけ抜粋。歴史的に見ると大戦果だが、歴史研究となると「大敗北」戦略も戦術も「不完全燃焼」この真珠湾攻撃には4つの失敗があります。年功序列、艦隊思想、第3次攻撃隊中止、山本五十六の4点、年功序列は南雲が36期生で赤城で機動部隊の総指揮をとった事(実は五十六は別な人事を組みたかったが日本軍の日露戦争からの伝統を崩せなかった)そして総参謀の草鹿が乗り気じゃなかった(しぶしぶ説得されて着任)艦隊思想は空母によるアウトレンジ攻撃が功を制しているが、その後の比叡、霧島が一発も弾を撃っていない。2013/12/08
ふらん
8
資料として読む。フィリピン戦のレイテ島で投入された兵力8万、戦死者7万8千…。言葉を失う。2015/05/08
shutchy
0
戦略的な間違いが多かったらしい。2008/08/19
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