内容説明
突然の火災で近江国友村の鉄砲鍛冶が全滅した。大火の背後に新式銃開発の計画を嗅ぎつけた江戸柳生の当主・俊峯は、始祖・宗矩の長男の隠し孫・十兵衛を探し出し、彼をして新式銃の秘密を暴け、との指令を発した。越中に潜むという十兵衛の許に、師範代の平嶋小平太らが向かう。新式銃をめぐる巨大な陰謀はやがて、十兵衛の剣を非情な戦いへと駆り立てるのだった。
著者等紹介
江宮隆之[エミヤタカユキ]
1948年、山梨県生まれ。中央大学卒業後、地元新聞社で記者として活躍しながら89年に『経清記』で歴史文学賞、95年に『白磁の人』で中村星湖賞を受賞。数多くの人物評伝の他、武将に材を採った歴史小説にファンが多い。時代小説も手がけ、常に次作が待たれる人気作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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