内容説明
「ブラジルにも黒人はいるの?」「外交政策って何だかいらつくなあ」「外交努力で解決できないのであれば、軍事的解決を求めるしかない」…など、あまりに無知で危険な発言の数々。そのうえ脇を固めるチェイニー副大統領、ライス国務長官たちも過激でおバカな発言を連発!こんな男に、世界をまかせていいのか。
目次
第1章 ブッシュ、言葉の迷宮―爆笑必至!意味不明発言オンパレード
第2章 大統領として大丈夫?―大統領選挙の発言から現在に至るまで。心配発言の大放出!
第3章 しゃべるな、危険!―戦争大好き 大統領の危険なロジック
第4章 この一言で大混乱!?―まさか作戦?世界の首脳たちも大混乱
第5章 自分大好き!テキサス大好き!―世界はテキサスを中心に回ってる自己チュー発言
第6章 ブッシュとおかしな仲間たち―パパとママ、副大統領、国務長官、国防長官、国連大使…
著者等紹介
村井理子[ムライリコ]
1970年静岡県生まれ。京都外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くらげ@
10
(☆☆☆)笑ってしまったのですが、読んでいて怖くなりました。これらの発言や言い間違いをする人がアメリカの大統領だったなんて・・。2014/09/21
たかやん
9
トランプの前に共和党にはとんでもない大統領がいた。その名はブッシュ。またの愛称(?)をその英語力を揶揄され「イングリッシュ・ペイシェント(=英語の患者)」。生粋のテキサス人ゆえテキサスの外を知らないせいか、ブラジル大統領に「ブラジルにも黒人はいるの?」と聞く始末。馬鹿々々しすぎて怒りを通り越し私たちの疲れた心を脱力しほぐしてくれる、そんな本。ママブッシュの灰汁の強さに要注意!2017/02/09
ふろんた2.0
5
面白いよ。「オバマ演説集」のパロディ版として「ブッシュ演説集」とかないかな。政治的な批判でなく、発言そのものに突っ込みを入れてるところがいい。2013/04/15
くり
3
面白すぎて、やみつき度100%!「いきなり?そこ?」と言いたくなる意味不明発言の着地点が宇宙レベルで待ち構えている。おかしな仲間たちも、負けないくらいのおかしさで迫ってくる危険な一冊。2014/08/18
臓物ちゃん
2
「9・11は私を変えました。グラウンド・ゼロに立ったあの日を覚えています……2001年9月4日でしたね。あの日のことは決して忘れません」「アメリカと日本は150年もの間、すばらしい同盟関係を結んでいます」「ブラジルにも黒人はいるの?」などなど、こういう元大統領のスットコ発言集を読んでると、世界ってかなりいいかげんに出来てるんだなーと生きる意欲が湧いてくる。さーて次の大統領はどうなるかな?2016/03/14