内容説明
インディアナ州の小さな町に、謎めいた男がふらりとやってくる。折しもカーニバルの夜。その男が観覧車に乗ろうと誘ったのは、女ながらも保安官を務める堅物のリー。30歳を前にして恋人もいない彼女は、自分の殻を破るために、ちょっとした火遊びをするだけのつもりだった。ところが、見知らぬ男にどうしょうもなく惹かれていく。やがて、男は誘拐犯だという噂が立ち、リーは正義感と恋心のあいだで揺れるが…孤独な男女が織りなす癒しのロマンス。RITA賞2004年度ベスト・ファースト・ブック部門受賞。
著者等紹介
クランダル,スーザン[クランダル,スーザン][Crandall,Susan]
インデイアナ州で生まれ、現在も生まれ故郷で暮らしている。元歯科衛生士として働いていたが、現在は執筆活動に専念している。『ひとときの永遠』でデビュー。RITA賞2004年度ベスト・ファースト・ブック部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ち~
32
真面目で地味な保安官リーは、女性として見てもらえるような新しい自分に生まれ変わろうとしていた。そんな時に、平和な田舎町に現れた流れ者のウィルは、何かから逃げ命の危険もありそうな謎だらけの人物。そこに起こった女性の失踪事件。当然ウィルが疑われ…。お互いをその場限りの関係と言い聞かせ、それでもお互いを思いやる気持ちが痛々しい。特にリーの過去を知り、そんな彼女を残して去ろうとした自分に憤るウィルが良かった。2人の関係以上に事件の真相、ミステリアスなウィルの正体が終始気になった。ワンコはやっぱりイイね〜♡2021/02/28
たまきら
1
さわやかな印象でした。2014/04/07
カサブランカ
0
42010/11/14