内容説明
涙を流すことはストレスを奥深くから発散し、免疫力を強くすること。他にもさまざまな効用のある涙の不思議を、医学的・社会的・文化的に集大成。
目次
1章 最近、泣いていますか?(最新データからみる涙の実態;どんなときに泣くのか? ほか)
2章 大人だって、涙を流そう(親子関係で、泣いたことがありますか?;どんなときに、涙を流すのか? ほか)
3章 涙を流すと、心と体が活性化する(泣いたあとは、現実に対してポジティブになれる?;感情移入の効果 ほか)
4章 涙の生理的メカニズム(ヒポクラテス学派の涙説;デカルトの涙説 ほか)
5章 涙の知識―Q&A(動物も涙を流すことがあるのか?;感涙の涙と刺激の涙は、同じ成分? ほか)
著者等紹介
柏瀬宏隆[カシワセヒロタカ]
1947年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。1979年、アメリカ留学後、慶應義塾大学大学院博士課程修了。防衛医科大学精神科助教授を経て、現在、長谷川病院院長。診療のかたわら著作、講演、雑誌執筆。専門は臨床精神医学、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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