内容説明
子ども問題の実証研究を重ねてきた研究者として、データを元に、執筆する姿勢を固めた。それと同時に、子ども関係の歴史的な資料の読み返しをおこなった。子ども問題の専門家の視点で大人と子どもの関係をまとめたのが本書である。
目次
第1章 子どもから大人へ(厳しい修業を経て大人になる;学歴を媒介として大人になる;現在の子どもの達成意欲はどこへ)
第2章 家庭の中の親と子(子育ての日本的な特性;中学生の親子関係;高校生の抱く家庭像)
第3章 子どもと大人の未来図(子どもが消えた;大人が消えた)