内容説明
おなかに入る前のこと、ママとパパを選んだときのこと…子どもたちが話してくれた不思議な「胎内記憶」の世界。
著者等紹介
池川明[イケガワアキラ]
1954年東京都生まれ。帝京大学医学部大学院卒。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、1987年横浜市に池川クリニックを開設。現在に至る。2001年9月、全国保険医団体連合医療研究集会で「胎内記憶」について発表したのが、新聞などで紹介され話題となる
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感想・レビュー
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瑪瑙(サードニックス)
33
胎内記憶や生まれる前の記憶を持ったお子さんがいるという事は話には聞いていましたが、結構な数のお子さんが覚えているものなのですね。かくいう私も磨りガラスの向こう側がオレンジや赤や暖色系の色がついていて綺麗だったのを覚えています。それが胎内記憶なのかどうかはこれまで気にしたこともありませんでしたが、もしかしたらあれがそうだったのかな?とこの本を読んで思いました。ただこの本のように具体的ではありませんが…。でも自分で親を選んで生まれてきたというのはなんとなくわかります。 2018/06/24
バニラ風味
14
赤ちゃんは、この人優しそうだから、とか、慰めてあげたいと自分の意志を持って、母親の元へやってくるそうです。胎内にいる時も、外の音や声は聞こえているから、声をかけたり、話しかけると良いのですって。そうしている方が、出産の時もその後も、心が通じ、安定しやすいそうです。自分が生まれてくる前の話や、前世の記憶を持って生まれてくる子どもも多くいるそうで、そんな記録も描かれていました。産婦人科である著者が驚きを持って、自分の経験を元に書いた本なので、そうなのか…と。妊娠中の娘に読ませてあげました。2019/10/30
sae
6
【図書館本】胎内記憶、さらにはお腹に入るまでの記憶を集めた本。自分で親を選んでくること、お腹に入る前に兄弟と一緒にいたこと、これだけ共通した話が出てくるときっとそうなんだなぁと思えてくる。やさしそうなママを選んできた、と言われると・・・普段の自分の行動を反省します(笑)2014/10/24
るみ
5
妊娠、出産は奇跡だなと感じた。空の上や他の星から見て自分で親を選んでピゅーとお腹の中に入ったというエピソード。私は魂の存在を信じているから話がすーっと飲み込めた。しかし同時に不思議だなぁという感覚もある。この世の死はあの世へ還ることであの世の死は、この世に生まれること、、、なんだか府に落ちたなぁ。今までインスピレーションを受け取ったと感じたことはないけれど、いつか魂のレベルが上がったときに受け取れたと感じてみたい。日々自分を愛してこの命を大切にしよう、そして魂を磨いていきいと思う。2016/02/17
ともさん
5
「おぼえているよ ママのおなかにいたときのこと」の後の著作。中表紙の赤ちゃんが可愛い。「おぼえているよ…」は胎内記憶だったが、本著はお腹にはいる前の記憶や誕生記憶。精子の記憶まである子もいる。兄弟も天国のようなところで決めてきているのも興味深い。2015/08/10