内容説明
マンハッタンで暮らす主婦デルの日課は、自宅に水漏れ修理にやってくるキュートな配管工フォードとの“危険な情事”をあれこれ思い描くこと。特殊工作員にスパイに刑事etc、空想のなかの彼は、冷めたピザみたいな夫とは大違いの刺激的な存在。ところが、見習い脚本家として原稿を送ったTVドラマに開発中の媚薬“バイオセンシャル”のアイデアが起用されて以来、なぜか災難の連続。いつしか妄想が現実と交錯しはじめて…おバカでビターなNY発コメディ。
著者等紹介
クイットニー,アリサ[クイットニー,アリサ][Kwitney,Alisa]
コロンビア大学でMFA(芸術学修士号)を取得後、1991年“Till The Fat Lady Sings”で作家デビュー。『ニューヨークタイムズ』をはじめ数々のブックレビューで注目を集める。執筆活動のほか、コミックブックの編集者としても知る人ぞ知る存在。生まれも育ちもマンハッタンという生粋のニューヨーカーで、現在は夫とふたりの子供とともにニューヨーク州北部に在住
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