内容説明
新進童話作家モリーの姉夫婦はシカゴの名門フットボール・チーム“シカゴ・スターズ”のオーナー。モリーはチームのスター選手ケヴィンに密かな恋心を抱くが、報われぬものと諦めている。ところが、彼とのたった一夜の過ちで妊娠してしまう。姉夫婦の命令で仮の結婚をさせられたモリーはその直後に流産する。落ち込むモリーをケヴィンは自分が相続した湖畔のキャンプ場に連れて行く。そこはまさに、彼女が描くおとぎ話の世界。モリーとケヴィンの恋の行方は。
著者等紹介
フィリップス,スーザン・エリザベス[フィリップス,スーザンエリザベス][Phillips,Susan Elizabeth]
オハイオ大学卒業。1983年に友人と共著の歴史ロマンスで作家デビューを果たす。その後、単独で書きはじめ、90年代に入ってロマンス小説で注目を浴びるようになる。98年に“Dream A Little Dream”、2000年に『ファースト・レディ』(二見文庫刊)でRITA賞(米国ロマンス作家協会賞)を受賞。いまやロマンス小説の分野でもっとも人気のある作家のひとりとなる。現在、シカゴ近郊に在住
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感想・レビュー
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veri
13
そりゃーあんな夫婦の下で育ったらロマンチックな関係に憧れるよね。そうでなくても憧れるのに。面白かったのになかなか読み進めなくてやきもき。前半と後半はサクサク読めた。フィービーかっこ良かったなぁ。あんな女性が近くにいたらなぁ。それにしてもなんでこのシリーズは女性みんなが規格外なのw男性陣は女性陣に比べれば常識人だから振り回される姿が哀れだ笑 ケヴィンは大人で優しいな。許すってホント難しいのに。2016/07/08
eko
11
シカゴスターズ5作目。ほんとうだった...応援しがたいヒロインだった...共感しにくく、どうも感情移入しにくい。キャル&ジェーンの始まりと似ているようで別物。しかーし、お馴染みケヴィン君やフィービー&ダンファミリーも登場するし、ケヴィン君のバックグラウンドが明らかにされ、過去と折り合いをつけ新しく関係を築いていくところは良かったかな。リリー&リアムの大人の関係もなかなかでした。シリーズ通して読みたい方はやはり読むしかないよね!(´Д` )2016/08/19
harutamano
9
ケヴィンもモリーもええ子や…でもその【いい子】っていうのはわりと過酷な子供時代から形作られたもので、そこから火災報知器鳴らしちゃうモリーとアメフトだけやってりゃ間違いないケヴィンがお互いに相手のことを突っ込みながら自分はどうなんだ?ってなっていくのが深いなあ〜。今回も親世代の恋模様があって、こちらもよかった。童話のエピソードかわいい。2019/11/22
sin
6
シカゴ・スターズシリーズ。 読んだのは3冊目だけど、これはいまいちだったかな。 ヒロインがちょっとね・・・。2014/04/13
とろぷり
5
★★★☆☆シカゴ・スターズシリーズ:5。ヒロイン、モリーに全く魅力を感じないし共感もできなかった。まず、襲うとこからして…どうなの。シリーズ定番であり肝だと思っているヒーローが愛を証明するシーンも、エピローグも(私の想像力欠如の為かw)入り込めなかった。ケヴインにモリーのどこがいいのか教えて欲しいよ…。大好きなシリーズ唯一の残念本。ヒーロー母の熟年愛は良かった♪再読。2014/03/17
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- 和書
- 対幻想〈平成版〉