内容説明
本書に収録したの夢二・千代紙は、女性たちの日々を飾った半襟図案や千代紙絵柄を、コンピューターという現代の道具でリニューアルされたものです。原型をそのまま拡大縮小反復して作られております。いいデザインは、時を超えて人の心に語りかける力を持つことがわかります。裏地には江戸小紋や伝統模様を用いましたが、これも夢二とうまく溶けあい、昔の職人技のたしかな力量が伝わってきます。“ぽち袋”から“まわるコスモス”まで、易しいものから順に並べてみました。
目次
用意する道具と作り方
ぽち袋
お手紙セット
葉っぱのコースター
祭かんざし
花の吊りランプ
ペンざら
和とじ帳
ブックカバー
掛け軸〔ほか〕
著者等紹介
玉手理子[タマテマサコ]
1944(昭和19)年生まれ。福島県福島市出身。紙芸文知摺(からくり細工・わすら箱)主宰。福島県立福島女子高等学校卒業後、田中千代服装学園(現・田中千代服飾専門学校)に学ぶ(中退)。1970(昭和45)年、和紙小物細工・紙芸文知摺を創設。クオリティーとオリジナリティーの高さから、主にシアーズなど海外で評価を得ている
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