内容説明
「俺を祝福しろ、俺はこれから罪を犯す」酷暑の懺悔室、トム神父を凍りつかせた不気味な告白。なんとそれは妹ローランの殺害予告だった!親友トムの元へ飛んだFBI捜査官ニックを嘲笑うかのように、過去の連続殺人をほのめかす姿なきストーカー。美しく聡明なローラン。なぜ彼女は選ばれたのか?ニックはローランの恋人を演じ潜入捜査に乗り出すが、恐るべき死の罠は着々とカウントダウンを始めていた…驚愕のラストまでノンストップで展開する超一級ラブサスペンス。
著者等紹介
ガーウッド,ジュリー[ガーウッド,ジュリー][Garwood,Julie]
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。1985年にヒストリカル・ロマンスでデビューを飾るや類い稀なストーリーテラーとして人気作家の道をひた走り、全米ベストセラーリストの常連となる。過去16作品が『ニューヨークタイムズ』のベストセラーリストにランクイン
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoっぴ
66
殺人鬼ストーカーに狙われた美しい女性と、事件を阻止すべく彼女の護衛にあたるFBI捜査官。よくあるシチュエーションではありますが、ラブサスペンスの王道として楽しめました。がっつり読書をしていると、合間にこんなラブストーリーで凝った心にヒアルロン酸(!?)を注入したくなります(笑) シリーズになっているからか登場人物がやたらと多いし丁々発止の会話も長くて中だるみも感じましたが、イケメン捜査官たちとラストのハッピーエンディング(お約束ではありますが)で帳消し。続きもゆる~く読んでいこう♪2016/02/20
ち~
26
神父トムが懺悔室で聞いたのは妹の殺害予告だった!親友の妹を助けるべく駆けつけたFBI捜査官のニック。早速、見違えるほど美しく成長したローランの24時間警護にあたる。当然、意識し合う2人だが、ニックには結婚も子供も避ける理由があり…ニックの、頼もしいけど少しヘタレな所が好みのパターン。ローランはあまり個性的でなく、サスペンスも弱め。でも、トムやノアといった脇がとても良かったので、面白く読めました!今回のイチバンはやっぱりノアかな〜ノアに懺悔、聞いてもらいたい!(ナンチャッテ♡)2018/04/22
まあちゃん
22
神父のトムは懺悔室である男から妹を殺すと言われる。友達のFBIのニックは、妹ローランの恋人のふりをして密着して彼女を24時間守る。もちろん二人は恋に落ちるが、ニックは仕事上のトラウマから、結婚も子供も望まない主義だった。ローランはたすかるのか。犯人は捕まるのか。二人の恋の行方はどうなるのか。そこそこ面白く読めました。2015/11/19
アン
12
面白かった!ロマンス要素よりサスペンス要素の方が強いですが、とても楽しめました。ニックとローランのラブラブがもう少し見たい気もしましたが・・・。犯人もまさかそこに繋がるとはと思うような人物で、最後までどうなるの??って思わせる展開でした。登場人物もそれぞれ個性があって魅力的!このシリーズも続きが読みたくなる作品でした。2015/03/26
momo
10
登場人物が魅力的なのはもちろん、物語も、えっ、え〜っ、そうきたかぁ〜、とぐいぐい引き込まれてラストまでイッキに読ませていただきました❗面白かった🎵2019/08/12